
引越し先でもauひかりを継続して使いたい人のために、手続きの方法から必要な費用まで全ての情報をわかりやすく紹介します。 引越し方法はプロバイダから移転手続きをするだけで簡単にでき、引越し先でも工事費無料キャンペーンが受けられてお得です。 また、現在の工事費が残っている場合は1度支払うことになりますが、新居の料金から工事費分が割引きされるので、手続きに必要な費用は手数料の3,000円だけになります。 この記事では、引越し手続きと再契約する場合の比較や、auひかりがエリア外の人にとっておすすめな光回線も一緒にまとめました。
auひかりの引越し手続きをする方法
それでは、auひかりを引越し先でも使うために必要な手続き方法を紹介していきます。
プロバイダから移転手続きする
auひかりの引越し方法は、プロバイダからネットや電話で移転手続きをするだけです。 プロバイダとは、光回線を利用するために必ずセットで契約しているものなので、契約書面を見てどのプロバイダを使っているのかを確認してください。
プロバイダ | ネット窓口 | 電話番号 |
---|---|---|
au one net | こちら | 0077-7063 |
GMOとくとくBB | こちら | 0570-045-109 |
BIGLOBE | こちら | 0120-86-0962 |
So-net | こちら | 0120-80-7761 |
@nifty | こちら | 0570-03-2210 |
@TCOM | こちら | 0120-805633 |
DTI | こちら | 0570-00-4740 |
Asahiネット | こちら | 0120-577-108 |
どのプロバイダでも引越し手続きから利用までに時間がかかるので、マンションの場合は引越し日の2週間前、戸建ての場合は1ヶ月前には申し込んでおいてください。 手続きが完了後にレンタルしているルーターを全て返却し、引っ越し先で開通工事をしたらネットを使い始めることができます。
引越し先のエリア確認も忘れずに
auひかりは全国どこでも使える光回線ではないので、引越し先が以下のエリアに入っているかを事前にチェックしておきましょう。 ▼auひかり提供エリア外の地域 滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県・福井県・岐阜県・愛知県・静岡県・三重県・沖縄県 引越し先が提供エリア外だった場合は、全国エリア対応のauユーザーにおすすめ光回線『ソネット光プラス』『ビッグローブ光』を検討しましょう。 さらに細かく確認する方法として、エリア検索で引越し先の住所を入力すればピンポイントで対応状況が分かります。
auひかりの引越し費用について
ここでは、auひかりの引越しにかかる費用について詳しく説明していきます。 ざっくり説明すると、以下の表でまとめたように通常の新規契約でかかる費用が引っ越しの場合だと登録料の3,000円だけになるのでお得に継続して使うことができます。
auひかりの引っ越し費用は? | |
---|---|
新規登録料 | 3,000円 |
解約違約金 | 9,500円⇒0円 |
撤去工事費 | 10,000円⇒0円 |
工事費の未払い分 | 最大30,000円⇒0円 |
引っ越し先の工事費 | 30,000円⇒0円 |
新規登録料の3,000円
新規で申し込む場合と同じように、引っ越し先でauひかりを利用し始めるときでも初期費用として登録料の3,000円が必要になります。 翌月に引っ越し先の日割り料金と一緒に支払うことになるので覚えておいてください。
現在の工事費の未払い分
auひかりの工事費はキャンペーンによって割引きされて実質0円になりますが、支払い期間中に引越しする場合は未払い分を一括で払わないといけません。 ※参考(工事費の未払い分の計算方法) 戸建て:最大37,500円 ⇒「625円×(60ヶ月-利用期間)」が未払い分 マンション:最大30,000円 ⇒「24ヶ月-利用期間」が未払い分 しかし、引越し手続きをする場合は翌月に一括で未払い分を払った後に、月額料金から支払い分が割引きされて実質負担が0円になるので安心してください。 例えば、マンションタイプを1年で解約した場合、残り12ヶ月分の15,000円が解約費用としてかかりますが、そのあとに月額料金から割引きされて15,000円が戻ってきます。 最初に一括で支払うことになるので負担が大きいかもしれませんが、払った分が戻ってくるのは引越し手続きの大きなメリットです。
引越し先の工事費はキャンペーンで無料になる
auひかりでは工事費無料キャンペーンをやっていて、新規で申し込む場合と同じように引越し先で継続して利用する場合も工事費が0円になります。 ただし、先ほど説明したように工事費の支払い自体がなくなるわけではなく、支払い期間中に解約してしまうと翌月に残りを一括請求されてしまうので注意しましょう。
auひかりの工事費 | |
---|---|
戸建て | 37,500円 (1,250円×24ヶ月) |
マンション | 30,000円 (625円×60ヶ月) |
※土日祝に工事する場合は別途3,000円 マンションの場合は引越し先で24ヶ月使えば0円になりますが、戸建ての場合は60ヶ月使い続けないと0円にはなりません。 このように、工事費無料キャンペーンに支払い期間の条件はありますが、それでも引越し先の工事費が最終的に0円になるというのはメリットと言えるでしょう。
auひかりの引越し手続きと再契約はどっちがお得?
引っ越し先でもauひかりを使うためには引越し手続きをするのが一般的です。 ただし、工事費無料キャンペーンは引っ越し手続きをしなくても利用できるキャンペーンなので、auひかりを一度解約してから再契約する方がお得になる場合があります。 結論を言うと、戸建てから引越しするなら引越し手続きをし、マンションから引越しするなら再契約するのがおすすめです。
再契約ならお得なキャッシュバックがもらえる
auひかりで引越し手続きをする場合は解約にかかる費用を負担してくれますが、お得なキャッシュバックはもらえません。 プロバイダによっては高額なキャッシュバックキャンペーンをやっているので、一度解約してから申し込んで解約にかかる費用以上のキャッシュバックをもらうことができます。
プロバイダ | キャッシュバック額 |
---|---|
au one net | 10,000円 |
GMOとくとくBB | 61,000円 |
BIGLOBE | 50,000円 |
@nifty | 30,000円 |
DTI | 38,000円 |
このように、最大キャッシュバックをやっているGMOとくとくBBでは現金61,000円を受け取ることができ、たとえ解約違約金(最大15,000円)を払うことになっても46,000円はお得になります。 キャンペーンは時期によって変わりますが、引越し手続きをするよりもプロバイダを再契約して高額なキャッシュバックをもらうメリットの方が大きいです。
戸建てなら再契約よりも引越し手続きがおすすめ
auひかりは一度解約して再契約するとキャッシュバックでお得になりますが、戸建てから引越しする場合は解約費用が高額なので解約しない方が良いです。 同じ時期に解約するとしても、戸建てに住んでいるかマンションに住んでいるかによって解約にかかる費用が異なります。
戸建て | マンション | |
---|---|---|
解約違約金 | 15,000円 | 7,000円 |
工事費の 未払い分 | 最大37,500円 (625円×60ヶ月) | 最大30,000円 (1,250円×24ヶ月) |
撤去工事費 | 28,800円(必須) | 10,000円(任意) |
戸建てだと、auひかりを解約したときに発生する費用として60ヶ月も払わないといけない工事費の未払い分と、撤去工事費28,800円の2つが高額になってしまいます。 マンションの撤去工事は希望した人だけに任意でやってくれますが、戸建ての撤去工事は全員が強制的にやらないといけません。 つまり、再契約でキャッシュバックをもらったとしても解約にかかる費用の方が高くなってしまい損するということです。
まとめ
ここまでお話ししてきたことをまとめると、auひかりの引越し手続きはプロバイダから移転手続きをするだけでカンタンに完了します。 戸建てなら引越し手続きをおすすめしますが、マンションなら一度解約してから再契約した方がお得になる場合があるので、解約費用を確認してから手続きしましょう。 また、auひかりがエリア外だった場合におすすめな光回線も紹介しているので、皆さんが引越し先でインターネット利用するための参考にしていただけると嬉しいです。

監修者N
ソフトバンク光、auひかり、ドコモ光といった光回線の営業経験を生かして、インターネットの基本的な知識をはじめ、ネット回線の選び方など役立つ情報を紹介しています。2021年の現在も某ブロードバンド事業者と太いパイプを持ち最新の情報発信に努めています。