ドコモ新プラン「irumo(イルモ)」のデメリット!ahamoやギガライトから乗り換えるべき?

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2023年7月1日にドコモより提供された新しい料金プラン「irumo(イルモ)」の料金は安いの?irumoを契約することによるメリットやデメリットを知りたい。このような疑問を持った方に向けて情報をまとめました。

本記事を読むことで、irumoの料金体系がわかり、irumoに向いている人、向いていない人がわかるようになります。

また、irumoを契約する際に安く契約する方法についても記載しています。ぜひ最後までご一読ください。

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目次

ドコモの新プラン「irumo(イルモ)」の料金プラン

irumoの料金プランは、0.5GB、3.0GB、6.0GB、9.0GBの4つのプランが用意されています。

ここでは、irumoの各料金プランごとにeximo、ahamo、ギガライトそれぞれが類似している料金プランと比較し、irumoの料金体系について整理します。

結論からお伝えすると、割引の適用をすることで、どの料金プランにおいてもirumoは最安値の料金になっています。

安く提供できる理由としては、通信混雑時にirumoを優先して速度制限をかける、電話料金は別途発生するといったことが挙げられます。

こういった料金が安くなる分のデメリットは多くあるため、詳細は後述します。ここでは料金面と通信速度に注目して各プランごとの比較を見ていきましょう。

なお、ギガライトのプランは2023年6月30日をもって、新規申し込みは終了していますので、参考として見て頂ければ幸いです。

【0.5GBプラン】550円(割引適用なし)

プラン名通信容量通常料金割引適用料金
irumo0.5GB550円×
ahamo~20GB2,970円×
eximo~1GB4,565円2,178円
ギガライト〜1GB3,465円2,178円

参照元:ドコモ公式サイトirumo料金プラン

0.5GBのプランはirumoだけのプランで、550円と大変安くなっています。

ドコモ光セット割/home5Gセット割やdカードお支払割による割引は適用されないですが、十分に安いかと思います。

注意点として、通信速度は最大3Mbpsで、エリアに関わらず4G(LTE)ネットワークとなります。

そのため通信速度は非常に遅いので、0.5GBのプランをメインで使うことは現実的には厳しいでしょう。

最低限のメッセージのみの使用であったり、何かあったときにサブのスマホを持っておきたいといった場合に0.5GBのプランを検討してみると良いです。

【3GBプラン】2,167円(割引適用後880円)

プラン名通信容量通常料金割引適用料金
irumo3GB2,167円880円
ahamo~20GB2,970円×
eximo1~3GB5,665円3,278円
ギガライト1〜3GB4,565円2,728円

参照元:ドコモ公式サイトirumo料金プラン

3GBのプランにおいても他の料金プランと比較して圧倒的に安いことがわかります。

3GBのプランからドコモ光セット割/home5Gセット割やdカードお支払割による割引を適用することができます。

2,167円から880円と金額は大幅に下がるため割引の適用はできる限りさせたいですね。

通信速度については、3GBのプランからeximoやahamoと同等の速度が出せるようになることは0.5GBのプランとの大きな違いになります。

ただし、通信混雑時や大量通信があった際は、eximoやahamoよりも先にirumoから通信速度に制限がかかることに注意しましょう。

【6GBプラン】2,827円(割引適用後1,540円)

プラン名通信容量通常料金割引適用料金
irumo6GB2,827円1,540円
ahamo~20GB2,970円×
eximo3GB~7,315円4,928円
ギガライト3〜5GB5,665円3,278円

参照元:ドコモ公式サイトirumo料金プラン

6GBのプランについても、割引が適用されなくてもirumoが最安で、通信速度もeximoやahamoと同等となっております。

通信容量が変わった以外は3GBのプランと同じ状況ですね。

通信混雑時等においては、irumoから優先して速度制限がかけられることにはご注意ください。

【9GBプラン】3,377円(割引適用後2,090円)

プラン名通信容量通常料金割引適用料金
irumo9GB3,377円2,090円
ahamo~20GB2,970円×
eximo3GB~7,315円4,928円
ギガライト5〜7GB6,765円4,378円

参照元:ドコモ公式サイトirumo料金プラン

9GBのプランも6GBと概要は同じです。ただし、次の2つのケースではahamoよりも料金が高くなります。

①ドコモ光セット割/home5Gセット割を適用されない場合

ドコモ光セット割/home5Gセット割を適用されない場合、irumoは3,377円、ahamoは2,970円となり、ahamoよりも高くなります。

割引の内訳は、ドコモ光セット割/home5Gセット割で1,100円、dカードお支払割で187円となっています。

9GBのプランを検討している場合はドコモ光かhome5Gを利用すること、利用できなければahamoにすることを検討しましょう。

②毎月の通信容量は9GBを超える場合

毎月の通信容量は9GBを超える場合、irumoの方が高くなります。

irumoでは1GB追加オプションを使用することで、9GB以上でも速度制限なしに通信できるようになります。

しかし、料金が1GBにつき1,100円かかります。

1GB追加オプションの詳細についてはこちらから。→ドコモ公式サイト

1GBでも超える場合はirumoの料金は2,090+1,100=3,190円、ahamoは2,970円となり、ahamoより高くなってしまいます。

9GBのプランを検討している場合は、ドコモ光セット割/home5Gセット割は適用できるか、9GBを超えることがあるかを確認しましょう。

ドコモの新プラン「irumo(イルモ)」を契約するデメリット

ここまでで、irumoは他の料金プランと比較すると9GBまでなら最も安い料金プランであることがわかりました。

しかし、安くなる分、他のプランではできることができない、他のプランでは無償でできるがirumoでは有償になるといったデメリットが存在します。

デメリットについて把握した上でirumoがご自身にとって最適なプランかどうか確認していきましょう。

デメリット①ドコモ光またはhome5Gを契約しないと料金が割高

irumoは、ドコモ光またはhome5Gを契約していない場合に月額料金が1,100円値上がりして割高になります。

3GB:1,980円、6GB:2,640円、9GB:3,190円です。

一般的に他社の格安SIMモバイルで3GBだと1,000円程度、ahamoは20GBまで2,970円で利用できることを考えると、セット割がない場合は割高になります。

安さで検討している場合、ドコモ光またはhome5Gを契約しないなら、別のプランを検討した方が良いでしょう。

補足としてirumoの0.5GBプランはドコモ光やhome5Gの契約なしでも月550円で使えます。

home5G×irumoの組み合わせは危険。通信障害時にどちらも利用不可に…

irumoはドコモのhome5Gを契約する場合でも、ドコモ光セット割と同様で安くなりますが、irumoとhome5Gの契約はおすすめしません。

※home5Gとは自宅で使える高速で同時接続可能なWiFiのことです。

home5Gはirumoと同じ回線を使っています。そのため、通信障害が発生した際に、home5Gもスマホも両方ともインターネットが利用不可になってしまいます。

通信障害は頻繁に発生することではないですが、発生した際に片方は通信できる環境にした方が安全です。

そのため、irumoとhome5Gの組み合わせは料金は安くなりますが、避けた方が良い組み合わせでしょう。

デメリット②dカードなしだとさらに割高

dカードというクレジットカードを契約していないと、月額料金が187円値上がりします。

わずかな金額ではありますが、ドコモ光を契約していても3GB:1,067円、6GB:1,727円、9GB:2,277円になります。

特に3GBプランは他社の格安SIMモバイルだと1,000円を切ることを考えると、割高になってしまいます。

irumoを契約する際は、ドコモ光と合わせてdカードの利用も検討しましょう。

補足としてirumoの0.5GBプランはdカードの契約なしでも月550円で使えます。

デメリット③「0.5GBプラン」は5G非対応&最大3Mbps制限

0.5GBプランは5G非対応で通信速度が最大3Mbpsに制限されています。一般的な通信速度と比較すると非常に遅い通信速度になります。

ただ、0.5GBのプランはそもそも普段使いできる通信容量ではないため、サブとして持っておくとかほぼ使わないという場合に契約することが多いでしょう。それに通信速度が速いと0.5GBはすぐに使い切ってしまう容量です。

このように考えると、0.5GBという限られた通信容量のプランにおいて通信速度が遅くなることは大きな問題ではないでしょう。

デメリット④余ったデータの翌月繰越ができない

データの翌月繰越はほとんどの格安SIMで行えますが、irumoはデータが余っても翌月に繰り越せません。

来月は旅行に行くからスマホで調べ物をたくさんするので、今月は使用を控えてデータを繰り越そうといったように、柔軟な使い方をしている場合はデメリットになります。

デメリット⑤混雑時はahamoやeximoよりも速度が遅くなる可能性がある

通常時はahamoやeximoと同じ通信速度で利用できますが、通信が混雑する時間帯や場所では、ahamoやeximoよりも先に通信制限がかかります。

平日の夜やイベント会場での使用では通信速度が遅くなることが想定されます。

通信速度が遅くなる状況では使う予定がない、あるいは通信混雑時には別の通信手段を用意できるといった人にはirumoでも問題ないでしょう。

デメリット⑥通話料金が高い。5分かけ放題・家族への通話も有料

irumoの通話料金は高いです。通常の使用で30秒22円、5分通話のかけ放題は月880円、無制限かけ放題は月1980円します。

ahamoは5分以内の電話であればかけ放題が無料でついており、無制限かけ放題は月額1,100円で追加できます。

eximoは通話料金に関してはirumoと同じ料金体系になっています。

なお、この通話にLINEでの通話は含まれません。

もし、電話番号での電話を頻繁にするようであれば、通話料まで含めるとahamoの方が安くなります。

irumoは電話番号での電話が少ない人向けのプランとなっています。

参照元:ドコモ公式サイト

デメリット⑦ドコモメールが有料(月額330円)

irumoでドコモメールを使う場合は別途月額330円必要です。

なお、ドコモメールをすでに利用している方がirumoに契約プランを変更する際には注意が必要です。

ドコモメールのオプションを申し込みしないと、利用していたドコモメールのメールアドレスとメールの内容が削除されてしまい、復旧もできなくなります。

ドコモメールをすでに利用している場合は、データが消えてしまわないよう必ずオプションを申し込むようにしましょう。

参照元:ドコモ公式サイト

ahamoからirumo(イルモ)へ乗り換えるデメリットまとめ

ahamoからirumoに乗り換えるデメリットを整理すると以下の4点になります。

①ドコモ光セット割/home5Gセット割やdカードお支払割を適用できない場合に9GBのプランからはahamoよりも高くなる。

これまででご説明してきたように、ドコモ光セット割/home5Gセット割の適用で1,100円、dカードお支払割で187円月額が安くなります。

適用できればいいですが、できない場合で9GBのプランを使う場合はirumoが割高になってしまいますので注意しましょう。

特にドコモ光セット割/home5Gセット割は1,100円の割引なのでと金額が大きいです。

②電話回線を利用した電話料金についてはahamoよりも割高である。

irumoの通話料金は通常の使用で30秒22円、5分通話のかけ放題は月880円、無制限かけ放題は月1980円します。

ahamoは5分以内の電話であればかけ放題が無料でついており、無制限かけ放題は月額1,100円で追加できます。

③通信混雑時や混雑場所で通信速度が遅くなる。

通常はahamoでもirumoでも同じ通信速度ですが、混雑時に優先的に通信速度が遅くなってしまいます。

混雑時の通信速度制限が許容できるかどうかが乗り換える際の検討のポイントになります。

④9GB以上の通信容量を使用する場合は、割引が適用されてもahamoの方が安くなる。

irumoは9GBを超える分には1GBにつき、1,100円かかります。

9GB以上の通信をする場合はドコモ光セット割を適用させていたとしても、ahamoよりも高くなります。

irumoの契約を検討する際は、普段どの程度通信容量を使っているのか確認しましょう。

整理すると乗り換えのデメリットは以下のようになります。

  • ドコモ光割やdカードお支払い割が適用できないと高い
  • 電話回線による電話料金は高い
  • 通信容量は9GB以上は割引が適用されてもahamoより高い
  • 通信混雑時に速度低下が優先的に適用される
以上4点をポイントにahamoからirumoへの乗り換えは自分にとってメリットがあるか検討しましょう。

ギガライトからirumo(イルモ)へ乗り換えるデメリットまとめ

①みんなドコモ割の台数としてはカウントされるが、割引の対象ではなくなる。

みんなドコモ割とは、同一グループ内での回線数に応じて1台月額1,100円割引されるサービスです。

irumoは台数としてのカウントはされますが、みんなドコモ割の割引は適用されません。

そのため、ギガライトで受けられていた最大1,100円の割引がなくなります。

大きな金額ですが、1,100円の割引がなくてもギガライトよりirumoの方がはるかに安いため、そこまで大きなデメリットにはならないでしょう。

②ドコモメールがオプションになる。

ギガライトでは標準で使えていたドコモメールが、irumoではオプションになり330円毎月かかります。

金額としてはそこまで大きくないですが、irumoへ契約を変更する際にドコモメールを申し込み忘れていると、メールアドレスおよびメール内容が消去されてしまいます。

金額よりもデータが消えてしまうリスクがあることがデメリットと言えます。

③ギガライトだと無料でできる家族間通話がirumoだと通常通りの通話料金がかかる。

ギガライトも通話料金はirumoと同様に発生します。しかし、家族間で通話する分には料金は無料となります。

そのため、家族間での通話を頻繁にする場合、通話料でirumoの方が高くなるケースも想定されます。

家族間で電話回線による通話をどの程度するのか確認しておきましょう。

④通信混雑時や混雑場所で通信速度が遅くなる。

こちらはahamoであげた内容と同様になりますが、ギガライトよりも通信混雑時は通信速度が制限されます。

以上4点を整理すると、ギガライトからirumoへの乗り換えはメリットが多いため、基本的におすすめできます。

ドコモメールが乗り換え時に契約しないとデータが消える点だけ注意しましょう。

【結論】irumo(イルモ)を契約するならドコモ光とのセットがおすすめ

以上、irumoはドコモ光とのセットで契約することが前提の料金プランであることがわかります。

ドコモ光を契約せずに通常の料金プランで利用するなら、ahamoか他社の格安SIMの方がお得ということになります。

ここまでの内容を読んでみてirumoを申し込みたいと思われた方は、こちらの公式サイトよりirumoのお申し込み手続きを進めましょう。

irumo公式サイト

ここからは、セットで契約することでirumoが安くなるドコモ光についての情報について紹介していきます。

ドコモ光について理解を深め、irumoとドコモ光のセット契約を検討する参考としてみてください。

ドコモ光の基本情報

ドコモ光とはフレッツ光回線を使用してNTTドコモが提供している光回線サービスです。

MM総研の調査によると、726万件の契約を獲得しており、国内シェア率1位の光回線になっています。

参照元:MM総研

スマートフォンとセットで契約している場合が多いです。

ドコモ光は全国どこでも使えて、大手のドコモから提供されている回線なので、安心感があることが特徴です。

ドコモ光×irumo(イルモ)のメリット

こちらの記事では何度もご紹介してきましたが、irumoの月額利用料金が1,100円安くなることがメリットになります。

安くなる中でもirumoの3GBのプランだとdカードによる割引も合わせれば880円となります。880円は他社の格安SIMと比較しても安い料金になります。

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ドコモ光の口コミ・評判

ドコモ光の口コミや評判について調べました。以下のような口コミが上がっていました。

以上の口コミから、ドコモユーザーであれば安い、通信速度が速い、ドコモという大手が提供している安心感がある、工事費が無料、24時間電話対応によるサポートがあるといったことが見られました。

irumoの契約を検討しているなら、ドコモ光とのセット契約がおすすめですね。

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ドコモ光のお得な申込み窓口

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大変お得になっていますので、irumoとドコモ光のセット契約を考えている場合は、こちらの申込サイトよりお申込みしてみてください。

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まとめ

irumoと他のプランの料金体系の違いやirumoのデメリットについてお伝えしました。

irumoはドコモ光とセットで契約することで大変安くなる一方、通信容量が9GB以上だと割高になる、電話回線による通話料金は高いといったデメリットも存在します。

irumoの契約を検討する際は、デメリットについてしっかりと押さえておき、契約してから思っていたのと違うとならないようにしましょう。

irumoの申し込みサイトはこちらになります。

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irumoの料金体系とデメリットをしっかりと理解し、メリットがあると感じられたらirumoとドコモ光のセット契約を検討してみてください。

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