OCN光のテレビサービスを完全網羅！料金やオプション、映らない時の対処法も解説

OCN光のテレビサービスとは、地上/BS/CSデジタル放送を受信できるようになるサービスです。

基本的には他社の光テレビと同様で、視聴には地上/BS/CSデジタル放送に対応したテレビとチューナーが必要になります。

OCN光のテレビサービスは、チューナーがあればアンテナ不要で地上/BS/CSデジタル放送が視聴できます。

そのため、電波状態に左右されないクリアな映像が楽しめます。

ネット回線を利用しているため通信障害時には視聴できないといったデメリットもありますが、手軽に地上/BS/CSデジタル放送を受信できるのは大きなメリットだといえるでしょう。

OCN光のテレビサービスには、以下の2種類があります。

• テレビオプション
• ひかりTV for OCN

各サービスの詳細解説に入る前に、まずは基本情報を比較してみましょう。

テレビオプションプランは地デジ / BSが視聴できるシンプルなプランで、FMラジオ放送も受信できます。またオプションでスカパー！にも加入できます。

いっぽうひかりTV for OCNには3つのコースが用意されていて、上位2コースは50ch以上の専門チャンネルを視聴できます。

以上のことから、テレビオプションは地デジ / BSが視聴できればOKという方におすすめです。映画やドラマ、スポーツなどの専門チャンネルをたっぷり楽しみたい人は、ひかりTV for OCNがおすすめです。

ここからは、テレビオプションとひかりTV for OCNの詳細を解説していきます。

まずテレビオプションですが、前述したように地デジ / BSが視聴できればOKという方におすすめです。

シンプルなプランゆえに月額料金が安く設定されているのが大きなメリットです。また、映画やドラマはNetflixやU-NEXTで事足りているといった方は、こちらのプランでも問題ないでしょう。

テレビオプションの月額基本料は、825円です。

内訳はテレビオプション伝送サービス料495円＋テレビ視聴サービス料330円＝825円となっています。

この金額は他社光テレビと変わりませんので、OCNの光テレビが得や損というわけではありませんのでご安心ください。

テレビプションの視聴可能チャンネルは、地上デジタル放送・BSデジタル放送・FMラジオ放送です。

注意点としては、住まいによって視聴可能なチャンネルが異なります。

たとえば、首都圏エリア（東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県）では、NHK総合やNHK Eテレ、日本テレビなど全11chが視聴できますが、北関東エリアになると合計で8chとなっています。

地域ごとの視聴可能チャンネルについては、NTT東日本・NTT西日本の「フレッツ･テレビで視聴可能なチャンネル」を参照してみてください。

テレビオプションの工事費は、以下のような金額設定になっています。

テレビオプション伝送サービス工事費（3,300円）とテレビ視聴サービス登録料（3,080円）はいずれのケースでもかかり、あとは屋内同軸配線工事の有無や数により決まります。

また、上記はOCN光と同時に申し込んだ場合で、テレビオプション単独の工事費は以下のようになります。

単独で申し込むとかなり高くなってしまいますので、できればOCN光の加入時に同時に申し込むのがおすすめです。

テレビオプションの対応エリアは、以下のとおりです。

対応エリアのなかでも一部未対応のケースもありますので、詳細はNTT東日本・NTT西日本の公式ページを確認してみてください。

テレビオプションで視聴できる地上デジタル放送・BSデジタル放送を受信するには、地上/BS/CSデジタル放送に対応したテレビまたはチューナーが必須です。

テレビに内蔵されている場合は、別途チューナーを用意しなくても問題ありませんが、内蔵されていないならばチューナーを用意しましょう。

チューナーは家電量販店でも購入できますし、Amazonやヨドバシ・ドット・コムなどでもすぐに注文できます。

テレビオプションの接続方法は、ネット回線終端装置に接続された分配器からレコーダーやテレビに接続すれば完了です。

ちなみに接続工事を行ってもらう場合は、正常に視聴できるのを確認した後に工事完了となります。

ひかりTV for OCNは、豊富な専門チャンネルを視聴できるのが大きなメリット。

映画やドラマ、アニメ、ライブ、スポーツなど、さまざまな番組を楽しむことができます。

プランは3種類用意されていて、多いものでは50ch以上を視聴できますので、観たいチャンネルがたくさんある方におすすめです。

以下の項目で、月額料金やプランの詳細などを見ていきましょう。

ひかりTV for OCNの月額料金は、以下のとおりです。

• 1,100円（基本プラン）
• 2,750円（専門チャンネルプラン）
• 3,850円（専門チャンネル・ビデオプラン）

それぞれどんな人におすすめかを、以下にまとめました。

基本プランに比べて専門チャンネルプラン・ビデオプランは2倍以上になりますが、視聴できるチャンネル数は4倍以上にのぼります。

各プランでどのようなチャンネルが視聴できるかを確認しておくと、自分にピッタリのプランを見つけることができるでしょう。

上述したとおり、ひかりTV for OCNには3つのプランが用意されています。

• 基本プラン
• 専門チャンネルプラン
• 専門チャンネル・ビデオプラン

それぞれのプランの内容を以下で解説していきます。

基本プランは月額料金1,100円で利用できる、最もスタンダードなプランです。

視聴可能チャンネルは10ch以上で、地上デジタル / BSデジタル放送も視聴可能。

テレビオプションに比べて視聴可能チャンネルが多いものの、WOWOWやスターチャンネルなどの有名所は入っていませんので、映画やドラマがお好きな方には物足りなさを感じるかもしれません。

詳細な視聴可能チャンネルについては、以下を参照してください。

「基本放送チャンネルラインアップ」

テレビオプションと比べてさほど価格も変わりませんので、該当する専門チャンネルは必要ないといった方はテレビオプションで十分です。

ただビデオが見放題になるVODサービスが付帯しており、約41,000本のビデオが視聴できますので、観たい作品がある方は十分検討に値するプランです。

専門チャンネルプランは月額料金2,750円で利用できる、ミドルクラスのプランです。

視聴可能チャンネルは50ch以上で、地上デジタル / BSデジタル放送も視聴可能。

 WOWOWプラスやザ･シネマ、日本映画専門チャンネルなどの映画から、FOXや時代劇専門チャンネル、アニメや音楽、スポーツチャンネルも豊富に取り揃えています。

詳細な視聴可能チャンネルについては、以下を参照してください。

「チャンネルラインアップ」

映画やドラマはもちろん、スポーツや囲碁将棋、麻雀などなど、趣味のチャンネルも楽しみたいといった方におすすめです。

専門チャンネル・ビデオプランは月額料金3,850円で利用できるハイクラスなプランです。

視聴可能チャンネルは50ch以上で、もちろん地上デジタル / BSデジタル放送も視聴可能です。

視聴可能なチャンネルは専門チャンネルプランと同じですので、詳細は以下を参照してください。

「チャンネルラインアップ」

では、どこが専門チャンネルプランより勝るかというと、見放題のビデオサービスの本数になります。

専門チャンネルプランは一部の無料作品のみ見放題ですが、専門チャンネル・ビデオプランは約41,000本のビデオが視聴可能です。

見放題ビデオのラインナップは「ひかりTV」から確認できます。

専門チャンネルだけでなく、VODサービスでビデオ作品も楽しみたいといった方におすすめです。

ひかりTV for OCNを導入するにあたり、工事は必要ありません。

ネット回線とチューナーさえあれば視聴できますので、テレビオプションよりも初期費用がかからない点は大きな魅力だといえるでしょう。

ひかりTV for OCNの地上デジタル放送の提供エリアは、以下になります。

西日本エリア：大阪府、京都府、兵庫県、愛知県、静岡県、石川県、広島県、福岡県、熊本県、沖縄県

より詳細な対応エリアについては、「地上デジタル放送の提供エリアと
視聴可能チャンネル」から確認できます。

ひかりTV for OCNを利用するためには、ひかりTVに対応したチューナーが必須です。

チューナーはレンタルまたは購入が可能で、ひかりTV for OCNでは月額550円でレンタル可能です。

もちろん、すでにチューナーを持っている場合はそのまま使えます。対応チューナーについては「対応チューナー」から一覧できます。

ちなみに、ひかりTVチューナー機能に対応したテレビを利用している方は、チューナー無しで利用できます。

TOSHIBAのREGZAやSHARPのAQUOSなど、さまざまな機種が対応していますので、くわしくは「ひかりＴＶチューナー機能 対応テレビ」を参考にしてみてください。

ひかりTV for OCNの接続方法は、チューナーからHDMIケーブルをテレビに接続するだけで完了します。

またひかりTVは、別部屋のテレビでも、スマホやタブレットからも視聴可能です。

各視聴方法についてくわしくは、「さまざまな視聴方法」を参照してください。豊富な視聴手段があることも、ひかりTVの強みです。

2023年1月現在、ひかりTV for OCNでは月額料金とチューナーレンタル料金が2ヶ月間無料になり、さらに月額基本料金が24ヶ月も1,100円割引になるキャンペーンが開催されています。

月額料金・チューナーレンタル料金2ヶ月無料は、「専門チャンネル・ビデオプラン」、「専門チャンネルプラン」に新規加入した方が対象で、基本プランは対象外ですので注意してください。

月額料金が1,100円割引になる「ひかりTV はじめて割」は、「専門チャンネル・ビデオプラン」「専門チャンネルプラン」に新規申し込みかつ、「OCN 光 ファミリー」/「OCN 光 マンション」 / 「OCN for ドコモ光」「OCN 光 with フレッツ」/ OCN 光 「フレッツ」
に新規申し込み、または利用している方が対象になります。

2年間の合計で26,400円もお得になりますので、対象になる場合は積極的に利用したいキャンペーンです。

ここからは、OCN光テレビの申し込み方法を解説していきます。

申し込みはテレビオプションとひかりTV for OCNの場合で若干異なりますので、それぞれを個別に見ていきましょう。

テレビオプションの申し込みは、基本的にカスタマーズフロント経由で行います。電話番号は以下です。

すでにOCN光を利用している方は、「マイページ」から申し込みも可能です。

申し込み後は設備の確認や工事日の調整、見積もりなどが行われ、工事が実施されれば利用を開始できます。

ひかりTV for OCNの申し込みは、「ひかりＴＶ 新規お申し込み」から行います。

申し込みが完了すると、最短1週間で会員登録証とチューナー（レンタルの場合）が届きますので、あとは接続するだけで視聴を開始できます。

申し込み方法を確認したところで、OCN光でテレビを見る際の注意点を見ていきましょう。

• 提供エリアが限られている
• 対応マンションは限られている
• 通信障害時はテレビが観れない

OCN光を視聴するときには上記の注意点があります。各項目を以下で解説していきます。

OCN光テレビだけの話ではありませんが、各放送に対応したエリア内でなければ番組視聴はできません。

テレビオプションの対応エリアはNTT東日本・NTT西日本が提供している「フレッツ･テレビで視聴可能なチャンネル」を参照するのが便利です。

またひかりTV for OCNの地上デジタル放送の提供エリアは、以下になります。

詳細な対応エリアは、「地上デジタル放送の提供エリアと
視聴可能チャンネル」から確認できます。

NTT東日本エリアに限りますが、 マンションタイプでは光配線方式のみ対応しています。

対応しているかどうかは事前のヒアリングなどでOCN側が判断してくれますので、それほど心配することはありません。

ちなみに、ビックカメラで契約できる「OCN 光 ファミリー(ビック光)」および「OCN 光 マンション(ビック光)」ではテレビオプションが利用できません。

光テレビはOCNの回線を利用しているので、何らかの理由で通信障害が起こった場合はネットと同様にテレビも視聴不可になります。

OCNだけの問題ではありませんが、通信障害時には視聴できなくなることは覚えておきましょう。

ここからは、OCN光のテレビサービスにおけるよくある質問に回答していきます。

頻繁に寄せられる質問は、おおよそ以下のようなものがあります。

• OCN光テレビの接続方法は？
• OCN光テレビでもNHK受信料は払う必要がある？
• OCN光テレビは録画できる？
• OCN光テレビは2台目はどうなるの？

各質問を項目分けして解説していきます。

まずテレビオプションの接続方法について解説します。ネット回線終端装置に接続された分配器からレコーダーやテレビに接続すれば完了です。

次にひかりTV for OCNの接続方法ですが、チューナーからHDMIケーブルをテレビに接続するだけで完了します。

OCN光テレビでもNHK受信料は払わなければいけません。

月額利用料と合算しての支払いもできませんので、別途支払う必要があります。

OCN光テレビは、テレビオプション、ひかりTV for OCNともに録画可能です。

もちろん録画可能チューナーなどの録画できる環境がないとできませんので、その点のみご注意ください。

テレビオプションで2台以上のテレビを使いたい場合は、工事の際に2台以上の接続工事を依頼しましょう。

少々割高になってしまいますが、2〜4台までの料金は変わりません。また自分で工事をすれば接続費用はかかりません。

いっぽう、ひかりTV for OCNはネット回線1回線ひかりＴＶチューナーもしくはチューナー機能対応テレビ、PC2台まで、およびサービスプラン2契約まで利用できるとされています。

OCN光テレビが映らないときの対処法は、以下を試してみてください。

• チューナーを再起動する
• LANケーブルを挿しなおす
• ONUと直に接続してみる

上記はOCN光テレビだけでなく、すべての光テレビで使える方法ですので覚えておいて損はありません。

チューナーの再起動方法は、まずチューナー本体の電源を落とします。

次に電源を落とした状態で10秒ほど街、チューナーの電源コードを抜きます。

ルーターやONUなどの電源コードもすべて抜き、各電源を落とした状態で3分ほど待ちます。

最後に各コードを挿し直し、電源を入れれば再起動は完了です。

LANケーブルがうまく挿されていない、外れかけてしまっているというのもよくある現象です。

一度抜いてからしっかり挿し込んでみるだけでも、映らないという事態を解決することができる可能性があります。

再起動をしても直らないときには、ONUとチューナーを直に接続してみるのもひとつの手です。

無線ルーターを外して有線でONUとチューナーを繋ぎましょう。

もし改善された場合は、ルーターに原因があると思われます。

OCN光のテレビサービスに関する問い合わせは、カスタマーズフロントで行います。

また料金や移転、視聴トラブルや解約については以下の窓口が用意されています。

ただ、電話が繋がりにくいケースも多々ありますので、その際は時間や曜日をずらすなどしてください。

OCNの光テレビサービスを解約する方法は、テレビオプションとひかりTV for OCNで異なります。

そのため、以下の項目でそれぞれを解説していきます。

場合によっては違約金なども発生してしまいますので、必ず確認しておいてください。

テレビオプションの解約申し込みは、スカパー！カスタマーセンターで行います。

ちなみに、解約月の料金の日割りはできません。1日に解約したとしても1ヶ月分の料金が発生するのでご注意ください。

ひかりTV for OCNの解約は、ひかりTVカスタマーセンターで行います。

Webでの解約はできませんので、電話でオペレーターに解約の旨を伝えてください。

また、こちらも解約月料金の日割りは不可となります。加えて「ひかりＴＶ はじめて割」は24ヶ月の継続利用が必要です。現在は明記されていませんが、以前は違約金がかかりましたので、請求される可能性もあります。

ですので、解約前に一度確認してみるのがおすすめです。

今回は、OCN光のテレビサービスについて、プランの詳細や申し込み方法、解約方法などを解説してきました。

OCN光のテレビサービスには2種類あり、いずれも他社の光テレビサービスとほぼ同一です。

そのためOCN光を利用している方でテレビオプションに加入したい方は、申し込みをしても何ら問題はありません。

OCN光のテレビオプションを検討している方は、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。