ネット回線の解約金を20社一覧！違約金・工事費残債・撤去工事費など全まとめ

ネット回線では、以下の図のように契約期間後の1，2ヶ月を更新月に設定している場合があります。

つまり更新月以外で解約をすると、どのタイミングであっても違約金が発生するということ。

例えば上記の表でいうと、契約期間の2年は満了していても、28ヶ月目に解約してしまうと違約金が発生するということになります。

ネット回線解約の際には、契約中のネット回線の更新月も必ずチェックしましょう。

ネット回線解約の際には、工事費の残債が残っているかの確認も必要になります。

というのも、主要のネット回線は、工事費が毎月割引されることで実質無料になりますが、割引の途中で解約すると、残債を支払わなければならないからです。

（例）ネット回線Aを1年で解約した場合
（工事費総額：26,400円）-（550円×12ヶ月）
=19,800円の工事費残債が発生！

工事費の残債は最後の支払い月に一括で請求されるので、頭に入れておきましょう。

またネット回線解約の状況によっては、解約時に撤去工事をしなければならない場合があります。

その場合、撤去工事費が必要になることも頭に入れておきましょう。

撤去工事の相場は1～2万円です。

これからネット回線を解約する方のために、解約にかかる費用を建物タイプ別に一覧でまとめました。

※表中のネット回線名をクリックすれば、さらに詳しい内容が見ることができます。

マンションの解約違約金の相場は、3,000~5,000円です。

マンションは、利用開始時に工事が必要ないケースもあるので、工事費残債が発生しない場合も。

また撤去工事が必要ないネット回線がほとんどであることも踏まえて、高額の解約金がかかるケースは比較的少ないでしょう。

戸建てタイプの解約違約金の相場は11,000～14,300円です。

マンションよりも、工事費が高いことが多いので、工事費の残債がいくら発生するのかも含めて解約するようにしてくださいね。

主要のネット回線20社の「解約にかかる費用」と「解約方法」をまとめました。

これから解約する人は、以下の中から現在契約中のネット回線をクリックして飛べます。

ドコモ光の契約期間は2年です。

更新月以外で解約すると戸建て5,500円・マンション4,180円の違約金が発生します。

(例えば、2020年1月にドコモ光を契約した場合、最初の更新月は2022年の2月と3月)

ドコモ光の工事費は戸建て19,800円、マンション16,500円になり、月々分割で支払います。解約時に工事費が残っていた場合、未払い分を一括で支払います。

例：マンションタイプを1年で解約した場合
12回：16,500円-(1,375円×12回)=0円
24回：16,500円-(907円×12回)=8,250円
36回：16,500円-(457円×12回)=11,000円
48回：16,500円-(343円×12回)=12,370円
60回：16,500円-(275円×12回)=13,200円
※工事費無料キャンペーン期間中に申し込んだ場合、工事費の未払い分は発生しません。

ちなみに撤去工事を行うかどうかは任意なので、基本的に撤去工事費は0円です。

ドコモ光は以下の電話番号から解約できます。

ドコモショップでも解約手続きはできますが、店舗によっては混雑している場合が多いので、来店予約してから近くのショップに行きましょう。

ソフトバンク光の契約期間は2年です。

更新月以外に解約した場合、戸建て5,720円　マンション4,180円の解約金が発生します。

加えて、ソフトバンク光は工事費24,000を分割で支払うのですが、途中で解約する場合は工事費残債も発生します。

1年で解約した場合の工事費残債は・・・
24回払いの場合：1,100円×12回=13,200円


※工事費無料キャンペーンを利用している場合も、上記の工事費残債は発生することを頭に入れておきましょう。

ソフトバンク光の解約窓口は以下になります。

ソフトバンク光は、電話をしてから解約完了までに6営業日かかります。

解約日を予約することが出来るので、余裕をもって早めに連絡しておくことをオススメします。

月の途中に解約した場合でも月末までネットが利用できます。

auひかりの契約期間は戸建て3年・マンション2年です。

更新月以外に解約した場合、戸建ては4,730円マンションは2,290円の解約金が発生します。

auひかりは工事費を分割で支払うのですが、途中で解約する場合は以下の工事費残債も発生します。

1年で解約した場合の工事費残債は・・・
戸建て：33,000円
マンション：16,500円

加えて、戸建てプランを契約している方は、31,680円の回線撤去工事費もかかります。

auひかりは契約しているプロバイダに解約連絡をする必要があります。各プロバイダの解約窓口は以下になります。

auひかりは全て解約手続きをした当月末日の解約になります。

プロバイダによって解約の締切日があるので、早めに手続きを行いましょう。

ソネット光プラスの契約期間は3年です。

更新月以外に解約した場合、『マンション：3,480円　戸建て：4,580円』の解約金が発生します。

ソネット光プラスは工事費26,400円を分割で支払うのですが、途中で解約してしまうと工事費残債も発生します。

1年で解約した場合・・・
1,100円×12ヶ月分＝13,200円


撤去工事は任意です。もし撤去工事を行う場合も撤去工事費はかかりません。

※ソネット光プラスは月額料金が2～6ヶ月遅れの請求になるので、解約後も月額料金の支払いが続く場合があります。

ソネット光プラスの解約手続きは「電話」または「web」で行えます。

月の途中で解約しても月末解約となります。ネットも月末まで利用可能です。

NURO光の契約期間は2年または3年です。

更新月以外に解約した場合、『2年契約：3,740円　3年契約3,850円』の解約金が発生します。

NURO光は工事費44,000円を分割で支払うのですが、途中解約してしまうと工事費残債も発生します。

なお、3年契約していた場合は36回の分割払い、2年契約していた場合は24回の分割払い回数です。

3年契約していた場合の工事費残債は・・・
1年で解約した場合：1,222円×24ヶ月分＝29,328円
2年で解約した場合：1,222円×12ヶ月分＝14,664円

※10Gプランは契約期間が3年で、途中解約した場合の解約金は20,000円となります。

NURO光の解約方法は電話になります。

チャットやLINEでも解約手続きが可能です。

解約のタイミングは「当月末」または「翌月末」のどちらかを選択できます。

＠nifty光の契約期間は2年または3年です。

更新月以外に解約した場合、3,630円の解約金が発生します。

工事費は分割払いとなっているので、途中解約する場合は以下の工事費残債もかかります。

3年契約戸建て工事費残債は・・・
1年で解約した場合：8244円

※撤去工事は必須ですが、撤去工事費は無料です。

nifty光の解約は電話またはWEBで行えます。

en光は契約期間がなく違約金もないことが特徴です。

また、工事費は初期契約時に一括払いしているので、解約時に工事費の残債が一括請求されることもありません。

ちなみに、en光の回線撤去は任意のため不要なら行う必要はありませんが、撤去する場合は無料で行ってもらえます。

en光を解約する場合、解約希望月の20日までに解約を申し込みましょう。

以下の電話番号にかけ、解約したい旨を伝えてください。

OCN光は、契約期間が2年設けられています。

更新月の25、26ヶ月以外に解約してしまうと違約金3,600円の支払いが必要です。

また工事費は、戸建てマンションともに20ヶ月の分割払い。途中解約で工事費残債が一括で請求されるので、注意しましょう。

ビッグローブ光の契約期間は3年です。

更新月以外に解約した場合、戸建て4,230円	マンション3,360円の解約金が発生します。

工事費は分割払いとなっているので、途中解約する場合は以下の工事費残債がかかります。

(例)1年で解約した場合・・・
戸建て：13,200円

※撤去工事は任意となっています。もし撤去する場合も費用はかかりません。

ビッグローブ光は「電話」または「WEB」で解約手続きが行えます。

電話が中々繋がらない場合などはお問い合わせフォームで電話予約をすると折り返し電話にて解約手続きが行えます。

※ビッグローブ光は25日までに手続きを行うと当月末解約となります。

楽天ひかりの解約方法は電話のみです。

10日までに電話をすれば当月末解約、11日以降は翌月末解約となります。

DTI光には契約期間の縛りがなく、いつ解約しても違約金0円です。

また、工事費は戸建て19,800円、マンション16,500円を申し込み時に一括で支払います。つまり、工事費の残債も発生しません。

撤去工事も行うかは任意なので、基本的に撤去工事費も0円になります。

DTI光の解約は、基本的に以下の電話番号から手続きを行います。毎月25日までに手続きすれば、その月の月末をもって解約されます。

または『MyDTI』のマイページからも手続きが可能です。ログイン後に「各種お問い合わせ」より連絡しましょう。

ぷらら光は契約期間の縛りがなく、解約の際は違約金がかかりません。

ただし、工事費は660円×30ヶ月の分割払いのため、解約時に工事費分割払いの残月分が一括で請求されるので注意してください。

ちなみに、ぷらら光の回線撤去は任意のため不要なら行う必要はありません。もし回線撤去したい場合は無料で行ってもらえます。

ぷらら光を解約する場合、解約したい月の20日までに申し込みをしましょう。

以下の解約窓口の電話番号にかけてください。

@TCOMヒカリの契約期間は2年で、更新月以外で解約すると戸建て3,300円、マンション2,200円の違約金が発生します。

また、@TCOMヒカリの工事費は戸建て19,800円、マンション16,500円を30回払いです。解約時に残っていた工事費は一括で支払います。

(例えば、マンションタイプを1年で解約した場合、残り11回分の工事費7,865円が発生)

ちなみに撤去工事は任意で行われますが、基本的に費用はかかりません。

@TCOMヒカリは解約方法は少し複雑で、「①解約申請」⇒「②届いた解約書面を返送する」の2つの手順が必要になります。

①の解約申請を行う方法は「電話」「WEBページ」の2通りです。電話から申請する場合は以下の窓口に連絡しましょう。

解約申請が完了したら、約1週間後に解約書面が届きます。あとは必要事項を全て記入し、返信用封筒に入れて返送するだけです。

返送した解約書面が@TCOMカスタマーセンターに届いてから10日後に解約処理が行われるので、できるだけ早めに返送しましょう。

eo光は、【戸建て：2年/マンション：1年】の契約期間が設けられているので、それぞれの期間内に解約すると「戸建て：5,110円」「マンション：月額料金から‐880円」の違約金が発生します。

ただし契約期間を満了すれば、それ以降は違約金0円で解約することが可能です。

また戸建ての場合は、途中解約で工事費の残債が発生するので、注意しましょう。マンションの場合、工事費の残債は発生しません。

eo光の解約は、以下の問い合わせ窓口に電話して手続きを行いましょう。

eo光の解約締め日は15日になります。それ以降に解約すると翌月分の利用料の支払いも発生するので注意してくださいね。

上記の番号に連絡すると音声ガイダンスが流れるので、以下の流れで番号を押してください。スムーズにオペレーターに繋がりますよ。

➂ ⇒ ➀サービス利用時の解約 or ➁サービス開通前の解約

コミュファ光は2年の契約期間があり、更新月以外の解約で1ヶ月の月額料金相当の違約金が発生します。

また、解約時にレンタルルーター代27,500円の分割払い※770円×36ヶ月の残債が一括で請求されます。

さらに、コミュファ光は解約に伴って必ず回線を撤去する必要があり、撤去工事費13,200円がかかるので注意してください。

コミュファ光を解約するには以下の電話番号にかけましょう。

なお、プロパイダを選べる「セレクトプラン」を利用していた場合は、プロパイダの解約も忘れずにしましょう。

解約の連絡先は、以下の表を参考にしてくださいね。

ビビック光は、他のネット回線と比較しても解約違約金が高額なので注意しましょう。

戸建ての場合、更新月の36、37ヶ月以外のタイミングで解約すると1ヶ月の月額料金相当を支払うことになります。撤去工事費も合わせると、高額の費用になってしまいます。

マンションの違約金も1ヶ月の月額料金相当ですが、24ヶ月以降は0円で解約が可能。工事費の残債も発生しないので、解約のハードルは低いと言えるでしょう。

ビビック光の解約は、電話での受付のみになります。解約の手続きには、契約者情報が必要になるので、準備しておきましょう。

音声ガイダンスを省略したい方は、以下の流れで番号を押してください。

●固定電話：➀⇒➄
●携帯電話：➁⇒➀⇒➄

ちなみにビビック光では、解約予約をすることが可能。解約する月を指定する場合は、オペレーターに伝えてくださいね。

ピカラ光は、2年以内の解約でいヶ月の月額料金相当の違約金が発生します。

ただし、2年間が最低利用期間になるので、それ以降の解約であれば費用は発生しません。

撤去工事も任意なので、ほとんどの場合で必要ないと考えていいでしょう。

ピカラ光の解約は、以下の電話番号に連絡して手続きを行ってください。

※音声ガイダンスの省略は➁⇒➄の番号を押してください。

ピカラ光の解約は月末締めになります。利用料金は日割りにならないので、月末に解約するのがお得ですよ。

メガ・エッグ 光ベーシックの契約期間は3年です。

契約更新日は3年の契約満了した日から60日間で、契約更新日以外の解約は1ヶ月の月額料金相当の違約金がかかります。

解約時は工事費分割払い1,650円×23ヵ月の残月分を一括で支払う必要があるので気をつけましょう。

ちなみに、解約時の回線撤去は任意のため、回線撤去が必要ない場合は撤去工事費はかかりません。

メガ・エッグ 光ベーシックを解約するには、電話で申し込みをします。

以下の解約窓口に電話をかけましょう。

ネット回線の解約には、これまで紹介してきた解約の費用以外にも、支払いが必要な場合があります。

それぞれ詳しく解説していきますね。

ネット回線でオプションに加入している場合、解約時に違約金がかかることがあります。

ただし、違約金がかかるオプションはごく少数。
僕が確認した中では、ソフトバンク光の以下のオプションのみ違約金が発生することがわかりました。

どのネット回線でも、セキュリティサービスや訪問サービスなどのオプションに解約違約金が発生することはありません。安心してくださいね。

ネット回線のキャンペーンでは、指定された期間の利用継続がないと、キャッシュバック分の違約金を支払わなければならないケースがあります。

特にネット回線を契約する際、「ネット代理店」や「価格コム」などの窓口から申し込んだ方は要注意です

。

上記以外にも、キャンペーン違約金を設けている窓口は多数あります。解約前に必ず確認してくださいね。

解約と同時に別のネット回線乗り換える場合、以下のネット回線であれば、解約時にかかる違約金を補填してくれるキャンペーンを実施しています。

乗り換えキャンペーンは、解約違約金以外にも、工事費残債や撤去工事費などの補填も可能です。

ネット回線の解約にかかる費用の相場は、高くても3万円程度。解約金0円で乗り換えすることも不可能ではありません。

ただし、乗り換えキャンペーンを適用させるためには、以下の注意点を必ず守ってくださいね。

ネット回線によっては、手続きが複雑な場合があるので、事前に受け取りの流れをしっかり確認しておきましょう。

※乗り換えキャッシュバックのあるネット回線について詳しくはこちら

ネット回線の解約には、以下3つの費用が掛かります。

・解約違約金
・工事費残債
・撤去工事費

それぞれのネット回線や利用期間によって、解約金は異なるので、今回の記事を参考に事前確認を必ず行ってくださいね。

また一部のネット回線では、乗り換えキャンペーンを実施しています。解約金の負担を軽減させたい方は是非利用しましょう。

※解約後におすすめのネット回線を知りたい方は『光回線のおすすめを比較！速い・安い・特典がお得なネット回線まとめ』の記事をご覧ください。