dカードからdカード GOLDにアップグレードする方法とは？メリットと注意点を解説

dカード GOLDは、dポイントが貯まりやすく付帯特典やサービスも充実しており、特にドコモ携帯とドコモ光を利用していて毎月1万円程度の支払いがある場合は、年会費に相当するポイントが貯まるのでアップグレードした方が断然お得になります。

dカード GOLDにアップグレードできるカード

• dカード
• DCMXカード（dカード旧称）
• DCMX GOLDカード（dカード GOLD旧称）

正確にはDCMX GOLDカードはアップグレードではなく券面の切り替えというかたちになるため、カード番号もそのままで審査も必要ありません。DCMX GOLDカードとdカード GOLDの違いは、dポイントサービスが利用できるかできないか、だけになります。

dポイントカードはアップグレードできない

dポイントカードはアップグレードはできず、dカード GOLDを新規で申し込む形になります。

この場合、dカード GOLDが手元に届いてからdカードの公式サイトからdポイント利用登録をおこなうことで、今まで貯めたポイントを引き継ぐことができます。もしくはポイントカードとしてdカード GOLDと併用することも可能です。

dポイントカードとdカードの違い

dポイントカードはそもそもクレジット機能がついていない、ポイントを貯めたり使ったりするだけのためのポイントカードとなります。そのため発行条件や年齢制限もありません。

一方dカードやdカード GOLDはクレジット機能が搭載されていたり、iD機能が搭載されているため発行には条件があります。

dカード GOLDへの申し込みは、インターネットから可能です。

インターネットから申し込む

dカード GOLDへのアップグレードまたは切り替えは、インターネットから簡単に申し込むことができます。入会を希望する方は下記の手順に従っておこないましょう。

ネットだと不安という方はドコモショップでも受け付けています。

申し込みから受け取りまでは1～2週間ほどかかりますが、dカード GOLDが手元に届くまでは以前のカードを利用することができます。手元に届き次第、すぐに使えるようになるので以前のカードはハサミで切断して破棄するようにしましょう。

dカード GOLDは通常のクレジットカード（dカード／DCMXカード）に比べると利用限度額が高く、特典やサービスが充実しているため審査は多少厳しい傾向にあります。

家族カードは個別に申し込みが必要

dカード GOLDには年会費11,000円(税込)を支払っている本会員が、追加で最大3枚まで発行することができる「家族カード」と呼ばれるクレジットカードがあります。

本カードをアップグレードしたからといって家族カードも自動的にアップグレードされるわけではないので、個別で申し込む必要があります。

家族カードは年会費1,100円（1枚目は無料）で、年間ご利用額特典以外はdカード GOLD本会員と同じ特典やサービスを受けることができるので、本カードをアップグレードする際に一緒に申し込むのがおすすめです。

カードが届いたら利用者登録が必要

dカード GOLDとdアカウントの情報を紐づける利用者登録をすることで、dポイントを貯めたり使ったりできるようになります。

dカードの公式サイトへdアカウントを使ってログインをして、「dポイント利用者情報/ご利用携帯電話番号の登録・変更」をクリックします。そこでクレジットカードの番号などを入力することで完了です。

カード番号が変わる

dカードまたはDCMXカードをアップグレードした場合、カード番号が変更になります。

公共料金やネットショッピングの支払いでクレジットカードの登録をしている場合は、dカード GOLDが手元に届き次第、情報の更新をしないと引き落としができず滞納してしまう可能性があります。

ETCのカード番号は変更なし

dカード GOLD会員であれば無料でETCカードを発行することができますが、ETCのカード番号はアップグレードしても変更されることはないので引き続き利用することができます。

ETCカードは申し込みをした人にのみ発行されるカードなので、必要であれば別途申し込みをおこないましょう。

Apple Payは再設定が必要

dカード GOLDはAndroidを使っている人ならおサイフケータイで、iPhoneを使っている人ならApple PayでiD決済をおこなうことができます。

アップグレードした後はApple Payの再設定が必要になるため、古いカードを一度削除しdカード GOLDを登録しなおしましょう。

Androidのおサイフケータイに関しては再設定の必要はなくそのまま利用できます。

dカード GOLDへのアップグレードを検討するにあたり、年会費11,000円は妥当な金額なのかというのが一番気になるポイントではないでしょうか。

主なメリットとしては下記の4点があげられます。
①年会費に相当するポイントが貯められること
②dカード GOLDならではの特典やサービスを受けられること
③新規入会よりもアップグレードの方が審査に有利
④特典でdポイント（期間・用途限定）が貰える

詳しく説明していきます。

ドコモ利用料でポイントが貯まる

通常のdカードのままだと、ドコモ携帯とドコモ光の利用料金1,000円(税抜)に対して、1%分のdポイントしか貯まりませんが、dカード GOLDなら10％がポイントが貯まります。

10％還元の対象になるのは「通信料」と「パケット代」です。

つまり1,000円(税抜)につき100ポイントが貯まるので、dカードに比べて10倍のポイントが貯まるということ。毎月1万円程度の支払いがあれば1年間で年会費に相当するポイントを貯めることができます。

従ってドコモ携帯やドコモ光を利用している人は、dカード GOLDを持っているだけで年会費を賄える可能性が高く、よりお得にポイントを貯められるということです。

さらに、dカード GOLDの持ち主の家族が持つことができる家族カードというカードでも、持っているだけで同じように10%の還元率でポイントを貯められます。つまり、家族がいる人ならさらにポイントがたくさん貯まっていくということ。

家族カードについては『dカードGOLDの家族カードのメリット、注意点について紹介』を確認してみてください。

dカード GOLD限定の特典・サービスが充実

せっかく年会費に相当するポイントを貯められたとしても、その他にdカード GOLDを持つメリットがなければ、アップグレードする意味はあまり感じられませんよね。

そこでdカード GOLDだけの特典やサービスを紹介してきます。

ケータイ補償最大10万円分まで

お手持ちのケータイが紛失・盗難・修理不能（水漏れ・全損）になってしまった場合、3年間で最大10万円分まで補償してくれます。同一機種／カラーの携帯電話をdカード GOLDで購入することで、後日その金額分がキャッシュバックされるという仕組みです。

年会費永年無料のdカードだと最大1万円分までしか補償されないので、年会費11,000円(税込)で最大10万円分まで補償してくれるのは有難いですよね。

ラウンジ・保険など付帯サービスが充実

国内とハワイの主要空港で、フライトまでの待ち時間を特別な待合室でドリンクや軽食のサービスを受けたり、電源やWi-Fiを利用しながら有意義に過ごすことができます。

通常1,000円ほどかかる利用料金が何度利用しても無料なので、利用頻度が高い人ほどお得です。

さらに海外での治療費や損害賠償までを幅広くサポートしてくれる「海外旅行保険」や、国内での不慮の事故や航空券の欠航・遅延を補償してくれる「国内旅行保険」まで付くので安心です。

利用額に応じたクーポンがもらえる

dカード GOLDの利用額が1年間で100万円をこえると10,000円相当のクーポンがもらえます。

100万円と聞くと、なかなか達成するのが難しいように感じてしまうかもしれませんが、毎月約8.3万円の支払いがあれば良いので、現金や別のクレジットカードで支払っているものをdカード GOLDに切り替えれば十分達成できる金額です。

アップグレードの方が審査に有利

いきなりゴールドカードの審査を受けるのはハードルが高いと感じる方も多いと思います。

しかし、dカードからdカード GOLDへのアップグレードなら同じNTTドコモが提供しているクレジットカードなので、滞納や多額の借入などがなければ審査は通りやすいといえます。

意外なことにクレジットカードやローンの記録が一切ないという方も、審査を判断する材料がないことから不利になる場合があるため、いずれdカード GOLDへのアップグレードを検討しているのであれば年会費永年無料で、比較的審査に通りやすいdカードなどで実績を積んでおくのがおすすめです。

特典でdポイント（期間・用途限定）が貰える

現在、dカード GOLDへアップグレードした人は、エントリー＆dカード GOLDの利用でdポイント（期間・用途限定）が最大で5,000ポイント貰える特典を実施中です。

5,000円相当のポイントがもらえる特典なので、1年目の年会費分を賄いやすくなります。とてもお得な特典なので、実施中のうちにアップグレードをすることがおすすめです。