dカード GOLDケータイ補償の最大のメリットは、端末が紛失したり水没したり全損した際に、新しく購入するために発生した金額を最大10万円分まで補償してくれること。 dカード GOLDで一括購入をすれば、後日dカード GOLDの利用料金に購入金額のうち最大10万円分が適用される仕組みです。 そして補償を受けるためには、電話番号の紐づけをしておくことや指定の店舗で手続きをすることなど、いくつかの条件があるのでまとめました。 この記事ではdカード GOLDのメリットや条件、補償を受け取る方法など、ケータイ補償に関する全情報を詳しくまとめてあるのでぜひ最後まで読んでみてください。
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朝日新聞でも紹介された通信サービスの専門家。2012年から、デパートや大手家電量販でスマホ、モバイルWi-Fiルーター、光回線の販売を行なう。販売の現場で、通信業界の複雑さを痛感。「複雑な通信業界をわかりやすく伝えたい」という想いから、月間60万PVの通信サービス専門のWebメディア「XERA」を運営。2019年度バリューコマースMVPを受賞。現在は、通信サービスの専門家の立場から「livedoor Choice」など複数のWebメディアの記事の監修を行なう。「マイベストプロ」にも掲載中。監修者について続きを表示 ▼
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目次
dカード GOLD ケータイ補償とは
dカード GOLD ケータイ補償とは、スマホやガラケーが紛失・盗難・焼失・全損などによって使えなくなった場合、新しく購入するスマホの購入代金を最大10万円分まで補償してくれるサービスです。サービス内容をまとめました。
●サービス内容
・補償金額:最大10万円分
・補償対象:紛失・盗難・焼失・全損など
・補償期間:端末を購入してから3年以内
・利用可能回数:1年に1回まで利用できる
・補償金額:最大10万円分
・補償対象:紛失・盗難・焼失・全損など
・補償期間:端末を購入してから3年以内
・利用可能回数:1年に1回まで利用できる
どのように補償されるかというと、新しく購入する端末をクレジットで一括払いしたあとに、カードの利用額から補償金額が差し引かれるのが基本となります。
例えば、8万円のケータイをdカード GOLDで購入して、ケータイの購入とは別で同じdカード GOLDで2万円のお買物をしたとします。つまりその月の利用料金は合計10万円分。
そこにケータイ補償で8万円分が付与されるので『10万円-8万円=2万円』となり、お買物で使った2万円だけが請求されるという仕組みです。
ただし、タイミングによっては新しく買い替えた端末代を1度立替て、翌月以降の請求のタイミングで振り込まれるケースもあるようです。その場合は端末代を一旦支払うことになるため、口座の残高には注意しましょう。
補償が適用されるタイミング
毎月16日から翌月15日までの期間が補償の対象期間となり、補償を決定した日を含む「補償の対象期間」の、翌月のdカード GOLDの利用料金へ補償金額が適用されます。
例えば6/20に補償が決定した場合、対象期間は6/16~7/15なので、翌月8月分のdカード利用料金に補償金が適用されるということ。
dカード GOLDの利用料金は毎月16日から翌月15日までの期間が区切りとなるため、8月の利用分=7/16~8/15の利用分となり、翌月の10日、つまり9/10に請求されます。従って6/20に決定した補償は、9/10のタイミングで適用されるということです。
ただし、補償の決定日はケータイ補償の適用対象と確定した日となるため、dカード GOLDでスマホ代を支払った日とは限らないので覚えておきましょう。
dカード GOLD ケータイ補償のメリット
端末代が最大10万円分まで補償されて安心
dカード GOLD ケータイ補償の最大のメリットは、補償金額が最大10万円分ということ。 10万円分の補償対象となるのは新しい端末の購入代金・頭金・事務手数料の合計金額で、それ以外でかかった料金は自分で負担する仕組みです。 スマホの端末代金は高くても10万円前後なので、新しく買い替えるために必要な料金のほとんどを、この補償で賄うことができます。 ちなみに年会費永年無料のdカードにもケータイ補償がありますが、補償されるのは最大1万円分までなので、年会費11,000円を支払うだけで補償に加入できるのはメリットと言えるでしょう。
dカードの補償より高額だから安心
dカードにもケータイ補償があり、補償してくれる対象や内容は変わりませんが、1番大切な補償金額が全く違います。dカード GOLDは最大10万円分補償してくれるのに対して、dカードは最大1万円分までの補償です。 dカード GOLDは年会費が11,000円かかる分、dカードよりも9万円も多く補償してくれるのでかなり安心できますね。
家族カードでも最大10万円分の補償を受けられる
dカード GOLDを所持している人の家族は、家族カードという一部の特典を除いてdカード GOLDと全く同じサービスを受けられるカードを、1枚は無料、2枚目と3枚目は年会費1,100円で作れます。
この家族カードがあれば、家族カードを持っている人1人1人が同じ内容の補償を受けることが可能です。例えばお父さんがdカード GOLDを持っていて、お母さんと子どもが家族カードを持っていた場合、3人とも最大10万円分までのケータイ補償を受けられます。
家族カードでも同じようにケータイ補償が受けられるのは、安心できるメリットです。
新しい端末を購入してから3年間有効
dカード GOLD ケータイ補は、新しい端末を購入してから3年有効で、1年間に1回ずつ補償を受けることができます。つまり、1つの端末につき最大3回まで利用できるということです。 多くのスマホは2年縛りとなっていて、2年ごとに新しい端末に買い替える人が多いため、3年間も保証してくれるのは多くの人にとって十分な長さと言えるでしょう。 ただこの補償を利用して端末を購入したからと言って、補償期間がそこから3年間有効になるわけではありません。本体が新しくなっても、補償期間は元の端末を購入してから3年間なので覚えておいてください。▼ドコモユーザーなら断然オススメ!▼
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dカード GOLD ケータイ補償の条件
dカード GOLDのケータイ補償を利用する上での条件をまとめました。
dカード GOLDと端末の紐づけが必要
補償を受けるためにはdカード GOLDと端末の電話番号との紐づけが必要で、ドコモショップや電話、webなどで手続きをすることができます。
また家族カードを持っている人も同じく、各自の電話番号との紐づけをしないと補償されないので注意してください。
dカード GOLDを持っていても、電話番号を紐づけされていない端末は補償の対象にならないので、手続きを忘れないようにしましょう。
ちなみにdカード GOLDと紐づけてある端末を変更した場合、機種変更前と後の端末の電話番号は同じなので両方とも補償を受けることができます。
機種変更前のケータイも普段持ち歩いているという人や家族に使ってもらっているという人は安心ですね。
ただ、ワンナンバーサービスで電話番号を連動させているApple Watchなどの端末は、電話番号が同じでも対象外となります。
修理不可な故障であること
この補償はあくまで買い替えが必要になったときにのみ利用でき、画面割れや修理可能なちょっとした故障の場合は対象外となるので注意が必要です。
故障した場合は修理不可な全損かどうかは自己判断ができないので、ドコモショップやAppleストアで見てもらう必要があり、対象外と判断された場合は自己負担で修理となることを覚えておいてください。
指定の店舗で手続きすること
指定の店舗とはドコモショップやAppleの正規ストアのことで、ドコモオンラインショップや非正規店舗で購入してしまうとこの補償を受けることができません。 紛失したからといって勝手にオンラインショップで買ってから代金を請求しても補償は効かないので注意しましょう。
dカード GOLDで一括支払いをすること
この補償で新しい端末を購入する場合、dカード GOLDで一括払いで支払わなければいけません。 個別購入あっせん契約又は割賦販売契約といった分割支払いで購入してしまった場合、端末の購入代金は自己負担で頭金と事務手数料のみが補償の対象となります。つまりほとんど補償されないということになるので気をつけましょう。
dカード GOLD ケータイ補償の手続き方法
使っている端末が壊れたときの、実際の手続き方法を紹介していきます。 トラブルが起こったらまず、Androidを利用している人はドコモショップへ、iPhoneを利用している人はAppleストアへ行って「dカード GOLDのケータイ補償を利用して新しい端末を購入したい」と伝えましょう。 持ち物は手元に端末がある場合は端末と、支払いに必要となるdカード GOLDです。購入した後に所定の審査が行われるので、上の条件を必ず満たしていることをきちんと確認したうえで手続きは慎重に行いましょう。
Androidならドコモショップで手続きする
Androidの人はドコモショップで手続きをすることができます。店舗が混んでいることもあるので、可能であれば事前に来店予約をしておいた方がスムーズです。 故障の場合はここで全損かどうかを確認してもらい、修理不可な全損・紛失・盗難などで買い替えが必要と判断されれば手続きが始まり、修理不可な全損とみなされたケータイはその場で回収されます。 新しい端末の購入手続きは、ショップ店員の案内に従いましょう。
iPhoneならAppleストアで手続きする
iPhoneのApple care+とdカード GOLDのケータイ補償の両方に加入している場合、どちらか1つのサービスを受けることができます。そのためAppleストアへ行って、どちらの補償になるのかを判断してもらうことが必要となってきます。 Appleストアで「保証対象外修理サービスでiPhoneを交換できます。」と言われたら、dカード GOLDのケータイ補償の対象ということです。定価よりも少し安く購入することができます。 この時Appleストアで受け取る「保証対象外修理サービスでiPhoneを交換した」という記載がある書類は、dカード GOLD ケータイ補償を受けるために必要な書類なので、失くさないように注意しましょう。 まれにAppleストアでは手続きができずドコモショップへ行く必要がある場合があります。この場合もdカード GOLD ケータイ補償が適用されますが、定価で購入する必要があるので機種によっては10万円を超える場合もあることを覚えておきましょう。
dカード GOLD ケータイ補償に関する疑問解消
機種変更前の端末は対象になる?
機種変更前の端末はこのケータイ補償の対象にはなりません。 機種変更をする前とした後の両方の機種で、このケータイ補償を使えるのかドコモショップで店員に確認したところ、機種変更後のもののみ使えるとのことでした。 なぜなら機種変更をしたら機種変更前の端末は電話番号が無効になり、この補償を受けるための条件を満たさなくなるからです。
機種は選べる?
新しい端末を購入する際、購入することができるのは今使っている同一機種・同一カラーのものと決められているため、好みの端末を選ぶことができません。
同一機種・同一カラーのケータイの在庫がない場合、ドコモから指定された機種になってしまいます。それを避けたいのであれば、他の店舗を回って探すか電話などで確認してからお店に行くようにしましょう。
審査に通らないことはある?
場合によっては審査に通らないこともありますが、条件を全て満たし不正や虚偽の記載をしなければ大丈夫でしょう。 ただ新しい端末を購入した後にわざと水没させたことやわざと紛失させて補償を受け取ったことがバレた場合、全額自己負担となります。
ドコモのsmartあんしん補償は解約しない方がいい
ドコモスマホを契約した人は誰でも「smartあんしん補償(月額330円~1,100円)」というサービスに加入することができます。dカードGOLDのケータイ補償内容とは全く違っていて画面割れや細かい修理の際に対応してくれるため、今加入している人は解約しない方が良いでしょう。
●『smartあんしん補償』の内容・補償対象:画面割れや水濡れや紛失、全損などを補償。・補償内容:預かり修理またはリフレッシュ品と交換・対象期間:契約している限り有効・月額料金:330円~1,100円(端末の機種によって違う)・利用可能回数:1年に2回まで利用できる
※リフレッシュ品とは一度誰かが使った端末を新品に近い状態にしてあるもの。
dカードGOLDのケータイ補償だけだと画面が割れた時などに修理費を全額自分で負担しなければならないことになるので、両方と契約しておくことでほとんどのトラブルの際に補償を利用できて安心です。 またドコモで実施している『smartあんしん補償』は端末の購入日(機種変更日)を含め14日以内にしか加入できないということ。1度解約すると新しい端末を購入するまで利用することができないので注意しましょう。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。 dカード GOLDのケータイ補償は、いざという時にかなり安心できるサービスということが分かったと思います。 dカード GOLDを契約する十分な理由にもなると思うので、今後の検討の参考にしてください。
福岡県出身。早稲田大学在学中にネット回線メディア立ち上げた。2013年に大学卒業後、大手通信会社に就職。ネット回線・携帯の販売業務を経験後、販売企画戦略マネージャーとして従事。2020年3月に独立し、ネット回線メディアの拡大中。記事を読んだ方が「一番最適な光回線を選べること」や「快適にインターネットを使えるようになる」ことを目的にサイトを運営しています。所有資格はネットワークスペシャリスト。X(Twitter) 執筆者について続きを表示 ▼