
新築の戸建てを建てることになったけれど、光回線はどうしたらいいの?いつから手続きを始めればいいの?と思っていますよね。 新築で光回線を使うためには、引っ越しの2~3ヵ月前には希望の光回線に申し込んでおかないと、入居日してすぐにネットが使えないなんてこともありえます。 また新築で使う光回線に申し込むためには、『新築届』やNTTへの住所登録が必要になるので、この記事を読んで手順を頭に入れておきましょう。

福岡県出身。早稲田大学在学中にネット回線メディア立ち上げた。2013年に大学卒業後、大手通信会社に就職。ネット回線・携帯の販売業務を経験後、販売企画戦略マネージャーとして従事。2020年3月に独立し、ネット回線メディアの拡大中。記事を読んだ方が「一番最適な光回線を選べること」や「快適にインターネットを使えるようになる」ことを目的にサイトを運営しています。所有資格はネットワークスペシャリスト。現在は電気通信主任技術者になるべく勉強中です。X(Twitter) 監修者について続きを表示 ▼
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目次
新築で光回線を使うにはいつ申し込めばいい?
新築で光回線を使うための具体的な手順を解説する前に、いつごろから手続きを始めればいいのか、そしてその理由についても解説します。
入居の2~3ヵ月前に申し込むのがベスト
新築で光回線を使うことが決まったら、最初に希望する光回線に申し込みましょう。申し込みは新築に入居する2~3ヵ月前がベストです。 2~3ヵ月前に申し込む理由は、まず光回線を使うためには開通工事というものが必要になるのですが、開通工事は予約制なので混み合っていれば1、2ヵ月先になってしまう可能性もあります。 そして新築で開通工事の予約を取るにはいくつか必要な手続きがあるので、手続きが完了したタイミングで希望日に開通工事の予約を取るためにも、なるべく早めに光回線に申し込んでおいた方がいいというわけです。 この時点で新築の住所が確定していないかもしれませんが、住所が確定していなくても仮の住所で申し込むことができます。
新築で光回線を使うための手順
実際に新築で光回線が使えるようになるまでの流れを順番に説明していきます。
①新築で使う光回線に申し込む
⇓
②新築届を提出する
⇓
③NTTに新築の住所を登録する
⇓
④開通工事日の調整をする
⇓
⑤開通工事が完了してネットが使えるようになる
⇓
②新築届を提出する
⇓
③NTTに新築の住所を登録する
⇓
④開通工事日の調整をする
⇓
⑤開通工事が完了してネットが使えるようになる
①新築で使う光回線に申し込む
新築で光回線を使うには、最初に言ったようにまず希望する光回線に2~3ヵ月前に申し込みましょう。 手続き内容は新築で使う光回線によって違うので、「今と同じ光回線を利用する場合」と「今と違う光回線を利用する場合」に分けて説明します。
光回線のおすすめについて詳しくは『光回線おすすめ8社を比較!速い・安い・特典がお得なネット回線まとめ』をご覧ください。
今と同じ光回線なら移転手続きをする
今使っている光回線と同じ光回線を新居でも使いたいという場合は、移転手続きをしましょう。 移転手続きは簡単で、基本的に契約中の光回線のホームページでウェブ申し込みをするか電話でできます。 以下に代表的な光回線の移転手続き先をまとめました。光回線の名前をクリックすれば該当するサイトに飛べるので、参考にしてください。
ただし、引っ越し先や光回線によっては一度解約しなければならないところもあります。 例えばフレッツ光を契約していて東日本エリアから西日本エリアへ、または西日本エリアから東日本エリアといったようにエリアをまたいで引っ越す場合、一度解約してから新規申し込みをしなければなりません。 光回線によって異なるので、契約中の光回線のホームページやカスタマーセンターで確認してみてください。
プロバイダの移転手続きも必要な場合もある
光回線はプロバイダとセットで契約するのが基本で、プロバイダは各自自由に選択できる(光回線によっては指定されている)のですが、プロバイダによっては引っ越しの手続きをしないと新居で使えない場合があります。 プロバイダの移転手続き方法はプロバイダによっても異なりますが、基本的にマイページで住所変更をするか電話で新新居の住所を伝えれば手続きできます。 以下に代表的なプロバイダのリンクをまとめたので参考にしてください。
今と違う光回線なら解約してから新規申し込みをする
今使っている光回線とは違う光回線を新居で使いたいという場合は、契約中の光回線を解約してから新たな光回線に新規申し込みをする必要があります。 ただ解約の際は、1万円前後の解約違約金がかかってしまう可能性があることや、工事費の未払い分が一括で請求されてしまうという注意点があるので気をつけましょう。 「新居で使う光回線がまだ具体的に決まっていない」という人は、こちらの記事をご覧ください。
プロバイダの解約も必要
契約中の光回線を解約する場合、併せてプロバイダも解約する必要があります。 プロバイダの解約を忘れてしまうと、いつまでもプロバイダの料金が請求され続けてしまうので注意しましょう。 解約ページについては、上の『プロバイダの移転手続きも必要な場合もある』で、いくつか代表的なプロバイダのリンクをまとめてあるので参考にしてください。
②新築届を提出する
光回線へ申し込んだら、新築届を提出しましょう。新築届とは建物の住所を決めるための届出のことで、新築の建物を建てた時に必ず提出が必要になる書類です。
基本的に新築工事が始まるタイミングで工務店やハウスメーカーが提出してくれますが、自分で提出することもできるため、工務店やハウスメーカーの手続きが滞っている場合や心配な場合は自分で提出しましょう。
※工務店・ハウスメーカーとは、家を建築する会社のこと
自分で提出する場合は、新築が建つ地域の市役所や区役所などの窓口、または郵送でも提出できることもあります。
③NTTに新築の住所を登録する
新築届の提出が完了して住所が確定したら、NTTへ住所登録の電話を入れましょう。 新築で使う光回線がNTTフレッツ光ではなく、ドコモ光やソネット光プラスなどの光コラボレーションだとしても、光回線の大元はNTTが管理しているためNTTへ住所登録の連絡をする必要があります。 住所登録には2~3週間ほど時間がかかってしまうので、新築届の進捗状況を伺いながらなるべく早めに住所登録の連絡を入れるようにしましょう。
▼NTT 問い合わせ窓口(東日本/西日本共通)
・電話番号:固定電話から⇒116/それ以外から⇒0120-116-000
・受付時間:午前9時~午後5時
・電話番号:固定電話から⇒116/それ以外から⇒0120-116-000
・受付時間:午前9時~午後5時
④開通工事日の調整をする
NTTへの住所登録が完了したら実際に工事日を決めることができるようになるので、①の手順で申し込んだ光回線に電話をして、工事日の予約をしましょう。 光回線の開通工事は立ち合いが必要で完了するまでに約1時間ほどかかるので、都合の良いタイミングで予約してください。
電気が開通していないと光回線の開通工事ができない
開通工事を行うためには電気が開通していないといけないので注意しなければなりません。 理由は開通工事が完了した後に、NTTの作業員がWiFiを飛ばすための機器をコンセントに繋げて電源が入るかなどを確認するため、電気が開通していないと最終確認ができないからです。 電気の申し込みは基本的に電気工事店が代理で行っておいてくれるのですが、念のため開通工事当日までに電気が点くかどうかを確認しておくといいでしょう。
⑤開通工事が完了してネットが使えるようになる
開通工事が完了したら各自周辺機器の設置、ネットの接続、パソコンへメールアドレスの設定などを行う必要があります。 手順は契約した光回線からもらう資料に沿って行えばOKです。 接続や設定などが一通り終われば、無事光回線の開通が完了してネットが使えるようになります。これで新築で光回線を使うための手順は終わりです。
新築で光回線を使うメリット
新築で光回線を使うための手続きの流れは分かったと思うので、具体的な光回線を使うメリットを3つ紹介します。
パソコンやタブレットでもネットを利用できる
パソコンやタブレットを利用している人であれば、光回線の契約はかなり重要になってきます。 確かにスマホのテザリングを利用すればパソコンやタブレットを使うことはできますが、テザリングで使えるデータ通信量(=ギガ数、パケット)には上限があります。 映画や動画はデータ通信量をかなり消費してしまうので、よく観るような人は日々の利用には向いていなかったり、定期的に行われるパソコンのアップデートでも大量に消費してしまうのでやはり向いていません。 光回線であればデータ通信量の上限がないため、通信制限を気にせずにネットを利用することができます。
光テレビが契約できる
新築でテレビを見るためには、光回線を利用した光テレビか、アンテナを立ててアンテナテレビか、ケーブルテレビの3つから選ぶことができるのですが、光テレビがおすすめです。 理由としては、まず光テレビならアンテナテレビと違って大雨の日に映像が乱れたり、アンテナが故障して修理するまでテレビを見ることができなくなることがありません。 またケーブルテレビを契約していれば光回線がなくてもネットを利用できるのですが、ケーブルテレビのネット回線は光回線と比べて最大速度が半分以下なので、複数台でのネットの利用や動画の視聴などには向いていません。 初期費用などを含めた料金はアンテナテレビが1番安いのですが、光テレビであれば光回線とのセット割が適用されたりテレビのチャンネル数が多かったりするため、総じておすすめです。
光電話が契約できる
新築で固定電話を利用するには、光回線を利用した光電話か、従来から使われている電話線を利用した加入電話のどちらかを選ぶことが出来るのですが、おすすめは光電話です。
固定電話 | 光電話 | |
---|---|---|
月額料金 | 1,705円 | 550円 |
工事費 | 39,600円 | ▼光回線と同時申込みの場合 0円~3,300円程 |
▼光回線開通後の申し込みの場合 4,000円~11,000円程 |
この表を見て分かるように、加入電話は工事費も月額料金もかなり高いためおすすめできません。 一方光電話は、光回線と同時に申し込めば工事費は数千円で済みますし、光回線によっては同時に申込むことで光回線の開通工事費が実質無料になったりするため、加入電話より断然お得です。 また光電話は便利なオプションが豊富にあるため、加入電話より使い勝手がいいのも特徴です。 新築で電話の導入を検討している人は、光回線とセットで光電話も申し込むことをおすすめします。
まとめ
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。 もう一度、新築で光回線を利用するために覚えておいてほしいことをまとめました。
・2~3ヵ月前には光回線に申し込む
・新築の住所を確定させるために、新築届の提出が必須
・NTTへ新築の住所登録が必須
・新築の住所を確定させるために、新築届の提出が必須
・NTTへ新築の住所登録が必須
光回線の開通工事は申し込みから1~2ヵ月後になってしまうこともあるため、入居してすぐにネットを利用するためになるべく早めに手続きをするようにしましょう。
※新築におすすめの光回線を知りたい方は戸建てで安い光回線ランキングの記事をご覧ください。

福岡県出身。早稲田大学在学中にネット回線メディア立ち上げた。2013年に大学卒業後、大手通信会社に就職。ネット回線・携帯の販売業務を経験後、販売企画戦略マネージャーとして従事。2020年3月に独立し、ネット回線メディアの拡大中。記事を読んだ方が「一番最適な光回線を選べること」や「快適にインターネットを使えるようになる」ことを目的にサイトを運営しています。所有資格はネットワークスペシャリスト。現在は電気通信主任技術者になるべく勉強中です。X(Twitter) 監修者について続きを表示 ▼