フレッツ光の解約方法や手順を分かりやすく解説！違約金や注意点も紹介

フレッツ光を解約する際、フレッツ光とプロバイダの両方に解約の連絡をする必要があります。

いつまでに解約しなければならないという決まりはありませんが、時期によっては解約に時間がかかる場合もあるので、1~2ヵ月前後余裕を持って手続きをしてください。

1.フレッツ光を解約する

フレッツ光の解約方法は電話のみで、同時にオプションも解約できます。

フレッツ光のエリアは東日本と西日本の2つに分かれているのですが、どちらの場合でも上記の電話番号から解約できます。

解約するにあたって、「開通のご案内」や「請求書」に記載された『お客様ID』が必要となるので、手元に用意しておきましょう。

そして解約の電話が終われば、後日レンタルしていた機器を返却するための返却キットが届くので、案内に従って機器の包装と返却を行ってください。

2.プロバイダを解約する

プロバイダの解約方法は、各自の契約先によって違います。

フレッツ光を解約しても、プロバイダの解約を忘れてしまうとプロバイダの月額料金がずっと請求され続けてしまうので、忘れずに解約してください。

代表的なプロバイダの解約方法について表にまとめましたが、時期や状況によって適時変わるので、それぞれの公式サイトで確認してから解約するといいでしょう。

表のプロバイダ名をクリックすれば、公式サイトへ飛ぶことができます。

プロバイダが提供しているオプションによっては、解約時に機器の返却が必要になることもあるので、解約時の案内に沿って返却してください。

また、自分が契約しているプロバイダが分からない人もいると思うので、プロバイダの確認方法をまとめました。

フレッツ光の解約違約金が発生する

多くの人は「にねん割」や「はじめ割」といった割引プランで契約していて、その場合は1万円前後の解約違約金がかかります。

エリアやプランによって解約違約金は異なります。戸建てというのはホームタイプで契約している場合、集合住宅というのはマンションタイプで契約している場合です。

また、西日本エリアでは過去に「もっともっと割」と「どーんと割」というプランも提供しており、解約違約金は利用年数によって異なるので詳しくは公式サイトで確認してください。

⇒「どーんと割」公式サイト
⇒「もっともっと割」公式サイト

プロバイダの解約違約金が発生する

プロバイダの解約違約金は契約先によってそれぞれ違うので、代表的なプロバイダの契約期間と解約違約金をまとめました。

プロバイダごとにオプションや割引プランがあり、併せて申し込んでいる場合は契約期間や解約違約金が変わる事があるので、契約内容をしっかり確認してください。

また、プロバイダも契約期間の更新月であれば無料で解約できるのですが、プロバイダごとにいつが更新月になるのかや、更新月の期間などが違うので注意しましょう。

工事費の残債が発生する

フレッツ光の初期工事費を分割で支払っている場合、解約時に残りの工事費の残債を一括払いしなくてはなりません。

代表的な工事費と分割回数について表にまとめました。()内の料金は、1ヵ月目に初期費用として支払う料金となっていて、残りの料金を2ヵ月目から分割で支払うという仕組みです。

このように、分割回数は2ヵ月目からの30回分割となっているため、最低でも31ヵ月以上利用していなければ、解約時に工事費の残債が一括で請求されてしまいます。

例えば『東日本エリア／戸建て』で契約していて、2年間で解約した場合「30回-23ヵ月=7」で工事費は7ヵ月分支払っていないことになるので、「7ヵ月×550円=3,850円」の工事費の残債が請求されるということです。

解約した月の月額料金が請求される

解約した月の月額料金が日割り計算されるかは、東日本エリアと西日本エリアで違います。

東日本エリアでは、解約月の月額料金を日割りされることはないため、いつ解約しても解約した月の月額料金は1ヵ月分まるまる請求されます。

一方西日本エリアでは、解約月の月額料金が日割り計算されて月額料金から差し引かれる仕組みです。

ただし東日本エリア、西日本エリアどちらの場合も、契約内容や申し込み時のキャンペーンによっては、日割りになるかどうかが変わる事があるので、確認しておきましょう。

電話番号を引き継げない場合がある

固定電話を契約している人は、フレッツ光を解約後に、今まで利用していた電話番号と同じものを利用できない場合があります。

固定電話は、電話線を利用した「加入電話」か、ネット回線を利用した「ひかり電話」のどちらかなのですが、電話番号を引き継げるのは加入電話で発番された番号のみです。

つまり、ひかり電話を契約した際に発番された電話番号を利用している場合、フレッツ光の解約と同時に電話番号が無効となってしまうので注意しましょう。

また、元々加入電話を利用していて途中からひかり電話に切り替えたという場合、電話番号を引き継ぐためには「アナログ戻し」をする必要があるので、解約の際に合わせて申し込んでください。

ポイントがなくなる場合がある

フレッツ光では、「フレッツ光メンバーズクラブ」に登録していると、利用状況に応じて独自のポイントが貯まるのですが、もしポイントが貯まっている状態で解約してしまうとポイントは失効してしまいます。

解約の前日までなら使うことができるので、解約日までに交換アイテムとポイントを交換しておきましょう。

また、ポイントには有効期限もあるので、「フレッツ光メンバーズクラブ」会員サイトで確認しておくといいでしょう。

フレッツ光の解約違約金を無料にする方法は2つあります。

更新月に解約する

各プランの更新月に解約をすれば解約違約金はかかりません。

更新月は契約期間が満了した月となっていて、例えば契約期間が2年ごとのプランの場合、2年間が終了する24ヵ月目に解約をすれば、無料で解約できるということです。

ただ、どのプランも契約期間は自動更新となっていて、更新月を逃してしまうとまた2年間の契約期間が始まり、無料で解約できなくなってしまうのでタイミングには注意しましょう。

転用をする

フレッツ光から光コラボレーションに乗り換えることを「転用」というのですが、転用の場合は解約違約金がかかりません。

また、回線などの設備はそのままで光コラボレーションを利用できるため、工事が必要なく工事費もかからず乗り換えることができます。

フレッツ光を解約したら光コラボレーションを契約しようと思っている人は、転用手続きをして解約違約金や工事費無料で乗り換えましょう。

いかがでしたでしょうか。

フレッツ光の解約方法や解約にかかる費用、そして注意点についても詳しく分かったと思います。

フレッツ光を解約した場合、フレッツ光だけでなく契約しているプロバイダにも連絡しなくてはいけないので、忘れないように連絡してください。

また、解約にかかる費用については、現在の契約内容や工事費の支払いが完了しているかによって大きく変わってくるので、もし心配であれば事前に契約内容などを確認しておきましう。

そして、ひかり電話を利用している人やフレッツ光のポイントを貯めている人も、この記事の「フレッツ光解約時の注意点」をよく読んでから解約するようにしてくださいね。