オンラインゲーム中にラグいときの原因は?改善方法も解説

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オンラインゲームをしていて「ラグが発生する」「回線が落ちてしまう」といったことでお悩みではないでしょうか。

オンラインゲーム中に回線速度が低下したりやPing値が高くなってしまうと、ラグが発生してしまうことがあります。
小林
ラグを解決するには、機器の再起動などをはじめとしたネット環境の整備が大事だよ!
この記事では、ラグが起こる主な原因や対策方法を詳しく解説していきます。

わかりやすく説明していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次

オンラインゲーム中にラグが発生する原因

まずはオンラインゲーム中にラグが発生してしまう原因について解説します。

オンラインゲームでラグが発生する原因は主に下記の3つです。

・回線速度が遅い・ping値が高い
・ゲームサーバーに障害が起こっている
・ゲームサーバーからの距離が遠い

1番の原因は回線速度が遅い、ping値が低い、といったことですが、他にもゲームサーバー側の障害や住んでいる地域が問題であることもあるので、それぞれ詳しく紹介していきます。

回線速度が遅い・ping値が高い

1番多いラグの発生原因は、回線速度が遅い、ping値が高いことです。

回線速度・ping値とは?
回線速度とはネット上にあるデータを読み込むスピードのことで、数値が高いほど速度が速く、回線落ちなどが少なくなります。
ping値とは、ゲーム機とゲームサーバーの往復にかかる時間のことです。ping値が高いほど応答に時間がかかるためラグが発生してしまい、ゲーム中に対戦ゲームで攻撃を避けたのにダメージを受けた、キャラクターが突然ワープするといったことが発生します。

回線速度は利用する時間帯、周辺の電波環境、通信障害などによって低下することが多く、ping値はゲーム機や設定などが原因で上がってしまいます。
小林
オンラインゲームでラグが頻繁に発生している場合は、まずは利用しているインターネットの回線速度とping値を確認してみましょう!

回線速度とPing値の調べ方

回線速度とping値を測定するには「Speedtest」という測定サイトを利用するのがおすすめです。

スマホやパソコンで家のネットに接続して、先ほどのサイトにアクセスをするだけで回線速度とping値を無料で測定してくれます。試しに自宅の光回線で測定した結果、下記のような結果がでました。
スピードテスト
ping値は問題ないですが回線速度が少し遅いので、ラグが発生しやすいネット環境であることがわかります。このように、まずは自宅のインターネット回線がどのくらいのスペックであるのかを確認して、必要に応じた対策をしていきましょう。

オンラインゲームをするために必要な数値の目安

オンラインゲームをする時に必要な回線速度やping値は下記の通りです。
回線速度:30~100Mbps
ping値:30~50ms
※FPS、TPS 、格闘ゲームをプレイする時はping値が15ms以内であればラグの発生が少なくなるでしょう。
リコム
オンラインゲームでラグが発生する時はどちらかが目安に達していないことが多いので、このあと紹介する対策を試してみましょう。
また、両方とも目安の速度が出ているのにラグが発生する場合はオンラインゲームのサーバー側でトラブルがは発生しているケースもあります。こちらもあとで解説していきます。

ゲームサーバーに障害が起こっている

回線速度やping値が問題なくてもオンラインゲームでラグが発生する場合、ゲームサーバー側で障害が起こっていたり、メンテナンスをしているとラグが出てくることがあります。

ゲームサーバー側の問題については、プレイしているゲームのホームページやSNSなどで確認してみましょう。この場合はサーバーの復旧を待つしかありません。

ゲームサーバーからの距離が遠い

ゲームサーバーからの距離が遠い地域に住んでいる場合、Ping値が高くなりラグが発生してしまうことがあるようです。

通信基地は全国に設置されていますが、ゲームサーバーは都心など限られた場所にしか置いていないことがあるため、プレイしているゲームによっては地方に住んでいる場合はラグが出てしまうことがあります。

ただし、通信基地やゲームサーバーの距離が原因で大きなラグが発生することは少ないので、覚えておく程度で問題ありません。

オンラインゲーム中にラグが発生した際の改善方法

オンラインゲームでラグが発生した時に改善方法について、すぐに試せるものから順番に紹介していきます。

たまにオンラインゲームでラグが発生する人は機器の対策、頻繁にラグが起こる人は大元のネット環境の見直しも含めて検討しましょう。

1.機器を再起動する

ラグが発生したと時は利用している回線機器を再起動すると回線速度が改善されることがあります。

光回線やケーブルテレビなどを利用している場合はONUやWi-Fiルーターのコンセントを抜き差しをしましょう。

WiMAXなどのモバイルルーターを契約している人は機器の電源をリセットするだけで問題ありません。

それでも回線速度が速くならない時は、PS4やSwitch、パソコンなどのゲーム機のリセットも試してみてください。一時的なラグの発生は再起動だけで解決することが多くなっています。
小林
私はホームルーターを利用しているけど、ラグくなったときは再起動すると大体は解決するよ!

2.サーバーを変更する

SwitchやPS4、オンラインゲームなとでサーバーの変更をすると、回線速度やping値が改善されてラグを減らすことができます。

サーバーの変更をするにはDNSの設定を変更する必要があります。

ゲーム機によってDNS設定の方法に違いがあるので、詳しくを下記を参考にしてください。

【PS4のDNS設定変更方法】

  1. ネットワーク>インターネット接続設定
  2. 『LAN設定』の『LANケーブルを使う』を選択
  3. 『カスタム』を選択
  4. 『IPアドレス設定』を自動
  5. 『DHCPホスト名』を指定しない
  6. 『DNS設定』を手動で下記に設定
  7. →プライマリ『8.8.8.8』もしくは『1.1.1.1』 セカンダリ『8.8.4.4』もしくは『1.0.0.1』
  8. 『MTU設定』を自動
  9. 『プロキシサーバー』を使わない
  10. インターネット診断をする

【SwitchのDNS設定変更方法】

  1. 設定>インターネット設定
  2. 『有線』を選択
  3. 『設定の変更』を選択
  4. 『DNS設定』を選択し手動にする
  5. 『優先』を【008.008.008.008】もしくは【001.001.001.001】
  6. 『代替』を【008.008.004.004】もしくは【001.000.000.001】
  7. 保存するを選択して終了
DNSの設定をしても速度やPing値が改善されなかった場合はDNSを自動に戻して、ほかの対策を試していきましょう。

3.有線で繋ぐ

パソコンやゲーム機をWi-Fi(無線)で接続している場合は、LANケーブルの接続に切り替えることでオンラインゲームで発生するラグが少なくなります。

Wi-Fiだと周辺の電波と干渉して回線速度やping値が安定しませんが、LANケーブルを使った有線接続にすると電波の影響に関係なくネットが使えるため、ラグが減少することが多くなっています。

特に光回線を契約していて、Wi-Fiでオンラインゲームプレイしている人はゲーム機やパソコンだけでいいので、LANケーブルの有線接続へ切り替えするとラグの頻度が減るでしょう。

また有線接続でオンラインゲームをするときはLANケーブルの種類にも注意してください。CAT4、CAT5のように種類が分かれており、速度に違いがあります。
リコム
オンラインゲームをする時は「6/6a/7」のいずれかの種類を購入すると良いです。ネットや家電量販店で1,000円以内で購入することができます。

4.Wi-Fiルーターを変更する

Wi-Fiルーターが古くて低性能のものであれば、回線速度やping値に影響が出ることがあるため、購入または交換をしてもらいましょう。

契約中の光回線からWi-Fiルーターをレンタルしている人は、問い合わせをすると新しい機種へ交換をしてもらうこともあります。

自分でWi-Fiルーターを購入した人は対応規格を確認して古い規格であれば新しいものを購入してください。ネットや家電量販店で、5,000円くらいから購入できます。

ルーターの裏を見れば品番が書いてあるので、グーグルで検索して対応規格を調べてみてください。
▼Wi-Fiルーターの対応規格について 最新の対応規格は「11ax」です。「11a」、「11G」、「11B」といった規格は古いものなので、交換や買換えをした方がいいでしょう。

5.ゲーム機・PCなどを交換する

PS4やSwitchなどのゲーム機の性能は基本的に同じなので、交換しても回線速度やping値の改善は見込めません。ただし、パソコンでオンラインゲームをする場合、機器によってラグの発生が左右されることも多くなっています。

PC用のオンラインゲームは必要なパソコンのスペックを開示しているので、スペックが足りない時は買換えを検討してみましょう。回線速度やping値に問題なくても、パソコンのスペックが低いとラグが頻繁に発生してしまいます。
小林
特に最近のPC用オンラインゲームはスペックが高いパソコンでないと快適にプレイできないことが多いから確認してみてね!

光回線ではない場合は光回線を契約する

現在家でコンセントに差すだけでネットが使えるホームルーターや、持ち運びできるポケット型Wi-Fiを使用してゲームをしている方は、光回線に変えるのがおすすめです。

ホームルーターやポケット型Wi-Fiは無線通信なのに対し、光回線は光ファイバーという有線を使用して通信しているため、速度やPing値に優れています。
実測値ping値(平均)
光回線200~500Mbps前後20前後
ホームルーター70~200Mbps前後50前後
ポケット型Wi-Fi10~30Mbps前後50前後
特にFPSやTPS、格闘ゲームなどのジャンルは他のジャンルに比べて回線速度やping値がとてもシビアなので、ポケットWi-Fiやホームルーターだとラグが発生する可能性が高くなってしまいます。

そのため安定した速度やPing値が出る光回線がおすすめです。
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まとめ

オンラインゲームのラグは回線速度の低下やpingt値が上がっている時に発生します。ネット環境を整えることによって、オンラインゲームのラグを防ぐことができるので、先ほど紹介した対策を試してみてください。

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