
一人暮らしで質の良いインターネットを契約したい!でもできるだけ安いのがいい!とお思いですよね。 たしかに、一人暮らしは毎月の出費が大変。インターネットなどの固定費はなるべく節約したいというのが本音ですよね。(僕もそうです・・・) 実はインターネットを契約すると、大体月に4,000円前後の料金がかかってしまうので一人暮らしにとっては決して安い出費とは言えません。 だからこそ、自分にあったインターネットをできるだけ安い料金で利用するのが大切なポイント。 この記事では一人暮らしでインターネットを安く利用したい方に向けて以下の情報をわかりやすく記載しています。 ●一人暮らしにおすすめの安いインターネットは? ●一人暮らしは光回線じゃなくてもいいって本当? ●一人暮らしならホームルーターやポケットWi-Fiを契約すべき? ●テザリングってどうなの? 詳しく丁寧に説明している分、少しだけ長いなと感じてしまうかもしれません。 ただこの記事を最後まで読んだころには、一人暮らしにベストな安いインターネットが見つかっているはずです。 ※今すぐ一人暮らしの方へおすすめな光回線を知りたい方はこちらをご覧ください。
目次
一人暮らしでインターネットを使う前に
一人暮らしでネットの契約をしようとしているそこのあなた、少しだけ待ってください。 実は、一人暮らしで使うネットの容量ってそこまで大したことないという場合が多いんです。 つまり、わざわざネット回線を契約しなくても、十分インターネットを利用できる可能性もあるということ。 以下の項目のチェック数が多ければ多いほど、スマホのデータ容量を用いてネットを繋ぐ『テザリング』でも十分である可能性が高いです。 □スマホプランがデータ大容量プラン □使用媒体はスマホ含め1~2台 □あまりデータ通信をしない ネット代は大体が月4,000円前後。これを高いと思うかどうかは人それぞれだと思いますが、より安い方法を見つけて損はありませんよね。 インターネットの利用状況にもよりますが、一旦冷静に考えてみるのもいいかと思います。
▼データ消費量(1GB)の目安
Netflix | 約2時間 |
YouTube | 約30分 |
Hulu | 約35分 |
約1時間 | |
約4時間 | |
WEB閲覧 | 約3,455ページ |
テザリングを検討してみる◎
スマホ以外のデバイスをインターネットに繋げたい場合は「テザリング」という選択肢もあります。 テザリングとはスマホのデータ容量を使ってネットを繋ぐ方法で、手続きや簡単な設定を行うだけでだれでも利用することができます。 気になる料金ですが、テザリングは基本的に0円(かかっても月500円程度)で利用することができるので、料金面からみてもとってもおすすめ。 またどこでも自由にインターネットを使うことができるので、カフェなどでちょっとした作業をしたい方にとってはとても便利なのではないでしょうか。 実際に僕もテザリングを利用していますが、はっきりいって快適です。 テザリングだけでは心もとないという方でも自宅では光回線、外ではテザリング、と使い分けるのもいいと思います。 ちなみに契約しているスマホプランによっては、ネット利用(データ容量)がほぼ無制限という場合も。 テザリングに興味ないという方でも、一旦確認しておきましょう。 ※ahamo/povo/Linemoなどの新プランや格安スマホを利用している方には、インターネット回線の契約をおすすめします
ドコモ | au | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
テザ リング データ量 | 最大 60GB | 最大 80GB | 最大 50GB |
料金 | 0円 | 0~550円 | 550円 |
使い 放題※ | ー | Netflix | ![]() |
申込 | 不要 | 必要 ▼『My au』 から可能 | 必要 ▼『My SoftBank』 から可能 |
※プランによる:au/Netflixプランのみ、Softbank/メリハリプランのみ
一人暮らしでインターネットを使う方法
一人暮らしで新たにインターネットを契約したいという方、実は選択肢は3つもあります。 ・光回線 ・モバイル回線(ポケットWi-Fiなど) ・ホームルーター 勘のいい方ならお気づきかもしれませんが、3つの中からあなたにとってベストなインターネットを見つける必要があるということなんです。 ですがインターネット回線のことなんてどう比較したらいいかわかりませんよね。 僕も始めはどれを選べばいいのかわからず、とりあえず契約したものの全然使えなくて・・・失敗した経験があります。 とにかく重要なのは、どれだけ使うか・どれだけの通信速度を求めるかこの2つに限ります。 たとえばテレワークやオンライン授業でzoomなどのビデオ通話機能を使うとしたら、通信速度やどれだけ安定してネットがつながるかが重要になってきますよね。 また、オンラインゲームをしたいという方にとっては速度が命ですし、動画をよく見る方は大容量通信に対応したネットを選ぶ必要があります。 そういった場合は間違いなく光回線がおすすめ。 逆に少しぐらい「通信中・・・」「ロード中・・・」の時間があってもいいから、すぐに使えたり、持ち運びができるような手軽なインターネットが欲しいというならモバイル回線がおすすめです。 ざっくりした説明はここまでにして、それぞれの特徴を詳しく解説していきますね。 すこしだけ長くなるかもしれませんが、しっかりと理解することで僕みたいに契約後に後悔することを防げます。 簡単なチェックシートも下に貼っておくので、どれを選ぶべきか一度確認してみてください。
光回線 | モバイル 回線 | ホーム ルーター | |
---|---|---|---|
料金相場 | 4,500円 | 3,500円 ~4,500円 | 3,800 ~4,800円 |
最大速度 | 1Gbps | 867Mbps | 867Mbps |
速度制限 | なし | あり 3日で10GB | あり 3日で10GB |
工事 | 必要 15,000円程 | 不要 | 不要 |
屋外利用 | ✕ | ◯ | ✕ |
※光回線:マンションプラン料金相場を記載
光回線
光回線を選ぶべき人を簡単にまとめると・・・
・日常的に動画をよく見るという人
・テレワークやオンライン授業でネット環境が必要な人
・オンラインゲームをしたい人
ほとんどの方が当てはまるのではないでしょうか。
光回線は速度が速く、通信の安定性に優れているという特徴をもちます。
ここで、
「外でもネットを使いたいからモバイル回線がいいのでは・・・?」と思った方もちょっと待ってください。
外でネットを利用したいならテザリングを使うという手があります。
モバイル回線にはモバイル回線の良さもありますが、速度や安定性はどうしても光回線に劣ってしまいます・・・。
とにかく快適にネットを利用するなら光回線、と覚えておけばOKです。
ただし、一つだけ注意。
光回線は開通工事を行う必要があり、申し込みから実際にネットを利用できるようになるまでは2週間ほどかかります。
申し込めばすぐに使えると思っている方も多いですが、残念ながらそうではありません。利用することが決まれば早めに申し込むことをおすすめします。
光回線を契約する前に
光回線は建物設備によって契約できるかどうかが決まります。 また利用するには工事が必要な場合も多いので、前もって確認しておくことが必要です。
建物設備を確認
マンションのインターネット設備は大きく以下に分けられます。
・フレッツ光対応マンション ・インターネット無料マンション ・光回線に非対応のマンション
フレッツ光対応マンションだと、ほとんどの光回線を契約することが可能です。(※auひかり、NURO光など独自回線を除く)
インターネット無料マンションにお住まいの方は、マンションが指定する光回線なら無料で利用することが可能です。ただし、自分で光回線を選ぶことはほとんどできないので注意してください。
光回線に非対応のマンションにお住まいの方は、残念ながら光回線を利用することができません。ホームルーターやモバイル回線を検討しましょう。
工事内容を確認
ほとんどの場合、工事内容は、共有スペースからお住まいの部屋まで光ファイバーを引き込み、室内の壁面に光コンセントを設置するというものになります。 工事にかかる時間の目安は30分~1時間程度で、その際は立ち合いが必要です。ただし、自室に「光コンセント」が設置されている場合は工事が不要となるので一度確認しましょう。 ▼光コンセント
モバイル回線
モバイル回線はどこでも自由にネットを繋ぐことができる持ち運びルーターのこと。 有名なところで言うと、ポケットWi-FiやWiMAXなど聞いたことがある人も多いはずです。 モバイル回線の特徴をまとめると・・・ ・外でもネットを利用できる(例)カフェや図書館など ・申し込みから最短翌日にはネットを利用できる ・複数台のネット接続だと通信が途切れたり不安定になる場合も ・3日で10ギガ以上のデータ利用で速度制限がかかる 外で仕事や勉強などの作業をすることが多い方や、すぐにネット環境が必要な人にとっては良い選択なのではないでしょうか。 ただし、複数台のデバイスを同時にネットにつなげる(PCとスマホ、テレビなど)ときは、通信が途切れたりするなど、安定性には欠けるところも。 また、速度に関しても光回線に比べると劣るので、オンラインゲームや動画などを快適にプレイ・視聴したい場合は避けた方がベターです。
ホームルーター
ホームルーターは自宅のコンセントにつなぐだけでネットがつながる手軽な回線です。有名なところで言うと、SoftbankAirが挙げられます。 基本的にはモバイル回線と変わらないのですが、強いて言うなら、デバイス複数台の同時利用に強いという特徴があります。 ただし、これは若干の差で、実際のところは速度が遅くなりやすいという評判なども目立ちました。 コンセントにつなぐだけという手軽さは素晴らしいですが、外には持ち出せないのが微妙なところですよね。 ただしこのような方は検討するのもありです。 ・建物の設備上光回線を引けない人 ・引っ越しを頻繁に行う人 工事がいらないインターネットの中では比較的安定した通信環境が望めるので、上記にあてはまるならホームルーターもありです。
一人暮らしにおすすめ安い光回線
一人暮らしの方で最大限お得に光回線を利用したいという方は「利用料金」「契約期間」を重視するようにしましょう。
【2021年4月】一人暮らしに一番おすすめの光回線は、料金が安くて契約期間の縛りが無い『excite MEC光』です。
よくスマホセット割がお得と言われていますが、1人だと「最大1,000円」しか割引されません。
※実家で光回線を引いていて、既にスマホのセット割引が適用されている場合も多いので、光回線を選ぶ前に確認するようにしてください。
excite MEC光
excite MEC光はフレッツ光回線を使用する光コラボレーションなので、比較的多くのマンション・アパートで契約が可能です。 月額料金は【マンション3,361円/戸建て4,433円】と、相場よりも1,000円程安く使うことが出来ます。
戸建て | マンション | |
---|---|---|
excite MEC光 月額料金 | 4,433円 2年目~4,950円 | 3,361円 2年目~3,850円 |
光回線の相場 | 5,720円 | 4,400円 |
月額料金が安さに加えて、より速度が安定しやすくなるIPv6プラスも対応なので、回線品質に関しても期待できるでしょう。
エキサイトMEC光にして良かった こんなに速いとは
— みずタイプ (@water__123) March 2, 2021
※Wi-Fiを使うにはWi-Fiルーターが必要になります。公式から月額110円でレンタルする場合は申し込み時に希望しましょう。
いつ解約しても解約金0円
一般的な光回線は2~3年の契約期間があり、途中解約すると1~2万円の解約金が発生します。
対してexcite MEC光は、契約期間の縛りがないので、いつ解約しても解約金0円です。
解約金を気にすることなく、ネットを利用できるのは、一人暮らしの方にとって大きなメリットと言えるのではないでしょうか。
工事費が無料
2021年4月現在、excite MEC光では工事費無料特典を開催しています。 通常は以下の工事費が発生しますが、キャンペーンによって無料になるので、初期費用を抑えることが可能です。 ・マンション:16,500円 ・戸建て:19,800円 工事費無料特典は他社でも開催されていますが、他社だと実質無料なため途中解約すると残債がかかります。 excite MEC光の場合は完全無料になるので、残債が発生しないこともおすすめな理由の一つです。
\安くて解約金も0円のおすすめ光回線/
excite MEC光公式サイト
excite MEC光公式サイト
一人暮らしにおすすめ安いモバイル回線
モバイル回線には「WiMAX」と「ポケットWi-Fi」の2つがあります。
WiMAX | Pocket WiFi | |
---|---|---|
提供会社 | KDDI (UQ mobile) | ソフトバンク (Y!mobile) |
月額 | 1,518円 1ヶ月目 | 4,818円 ※アドバンスオプション加入 |
3,971円 2ヶ以降 | ||
端末代金 | 0円 | 0円 ※3年以上の利用で |
最大速度 | 867Mbps | 866Mbps |
通信制限 | 3日で10ギガ | |
契約期間 | 3年 | |
3年総額 | 140,503円 | 173,448円 |
両サービスを比較すると、通信速度や通信制限などの性能面はあまり変わりませんでしたが、料金面では圧倒的にWiMAXの方が安いことがわかりました。
WiMAX
モバイル回線の中でも利用料金が安くて品質も高いWiMAXが一番のおすすめです。 光回線と比較すると速度は劣りますが、モバイル回線の中では最速のサービスなので比較的快適にインターネットが利用できるでしょう。 ただし、WiMAXには3日で10ギガの通信制限があるので利用には注意が必要です。
おすすめはカシモWIMAX
カシモWiMAXの最大のおすすめポイントとして、月額料金の安さが挙げられます。 キャッシュバックなどの特典はありませんが、実質総額でみても安いので、月々の支出を抑えたい方におすすめです。 また、最新端末代金が0円なので、初期費用は事務手数料の3,300円のみと手軽にインターネット環境をゲットできるのもメリットとなります。 カシモWiMAXは申し込みから最短当日発送なので、早くインターネット環境を整えたいという方は申し込みを検討しましょう。
\一人暮らしでおすすめなモバイルWi-Fi/カシモWiMAXの申し込み窓口
一人暮らしにおすすめ安いホームルーター
ホームルーターは主に「WiMAXホームルーター」、「Softbank air」の2つから選ぶことができますが、サービス内容が違うのでしっかりと確認するようにしましょう。
3年間の総額料金が安いことや、速度面での性能が高いことなど総合的に見て「WiMAXホームルーター」がおすすめです。
WiMAX ホームルーター | Softbank Air | |
---|---|---|
ルーター | ![]() | ![]() |
月額 | 1,518円 1ヶ月目 | 5,368円 |
3,971円 2ヶ月目~ | ||
端末料金 | 0円 | 0円 ※3年以上の利用で |
最大速度 | 867Mbps | 350Mbps |
通信制限 | 3日で10GB | 1日3GB |
契約期間 | 3年 | 2年 |
3年総額 | 140,503円 | 193,248円 |
WiMAXホームルーター
ホームルーターは、利用料金が安くて品質も高いWiMAXホームルーターを選びましょう。 光回線の速度よりは劣りますが、速度の安定性はモバイル回線よりも優れているので、比較的満足のいくインターネット環境をゲットできます。 ただし、モバイル回線同様WiMAXホームルーターにも3日で10GBの通信制限があるので利用には注意が必要です。
おすすめはカシモWiMAXホームルーター
ホームルーターは、プロバイダサイトから申し込むことをおすすめします。カシモWiMAXホームルーターは、月額料金が1,518円から利用できるので、月々の支出を大幅に抑えることが可能です。 3年間の総額も比較的安いので、選んで損をすることはありません。 また端末代金が0円なので、初期費用がほぼ掛からず手軽にインターネット環境をゲットできます。
一人暮らしのインターネット利用でよくある疑問
インターネット無料マンションのメリットとデメリットは?
一人暮らしの物件を探していて「インターネット無料マンション」を検討している方に向けて、メリットとデメリットを簡単に説明します。
▼メリット ●手続きが必要ない ●不動産会社や大家さんが指定した光回線を無料で利用することができる ●初期費用や解約金など、契約と解約に伴う費用が発生しない
▼デメリット ●利用制限が設けられている場合がある ●速度が遅いことが多い ●自分で選んだ光回線を利用できない場合が多い ●Wi-Fiルーターを自分で用意する必要がある
インターネット無料マンションは、ネット利用料分の支出を抑えることができるので、一見お得に見えがちですが、インターネットを満足に活用できないという場合が多いので、十分に検討した上で申し込むかどうかを決めましょう。
屋外でフリーWi-Fiを利用する場合の注意点は?
一人暮らしをしている部屋にはインターネットを引かず、公共Wi-Fiを利用すればいいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。 たしかに最近では街中にフリーWi-Fiスポットが設置されたり、カフェで公共Wi-Fiが使えたりと利便性があがりましたが、フリーWi-Fiの利用には危険性があることも頭に入れておいてください。 暗号化されていないフリーWi-Fiに端末を接続してしまうと、通信を傍受されたり、乗っ取られたりする可能性があります。 また、実在する正規のフリーWi-Fiと同じような名前の、乗っ取りや傍受を目的とした悪質な「なりすましアクセスポイント」が存在することも覚えておきましょう。 フリーWi-Fiを使用する際に対策すべき事柄は以下となります。
●暗号化されているフリーWi-Fiを使用する ⇒ネットワーク名の隣に「鍵マーク」がついているフリーWi-Fi/利用時にはパスワード入力が必須 ●HTTPS化されているサイトにのみアクセスする ⇒https化されているサイト:URLが「https」から始まるページ ●Wi-Fi設定を「自動接続」にしない ●VPNを利用する ⇒フリーWi-Fi利用時の通信を暗号化する設定 ※「設定」→「一般」→「VPN」から簡単に設定することが可能です
まとめ
月々の支出をできるだけ抑えることができる安いインターネットを契約しましょう! 一人暮らしの方の場合は家族世帯と違い、スマホセット割がそこまで大きな割引とはならないので、月額料金が安いインターネットを契約することをおすすめします。

監修者N
ソフトバンク光、auひかり、ドコモ光といった光回線の営業経験を生かして、インターネットの基本的な知識をはじめ、ネット回線の選び方など役立つ情報を紹介しています。2021年の現在も某ブロードバンド事業者と太いパイプを持ち最新の情報発信に努めています。