フレッツ光クロスで10G提供開始!通常プランとの違いや注意点を解説

2020年4月から提供が始まった「フレッツ光クロス」について、契約できるエリアは?料金はいくら?と気になっていませんか。

フレッツ光クロスは、NTT東西が提供する最大10Gbpsの高速通信サービス。提供エリアは狭いものの、利用者の口コミも良いことから話題のプランとなっています。

ただし、フレッツ光クロスを利用するには、10Gbps対応の機器が必要だったり、光電話が利用できない…などの注意点もあります。

この記事では、フレッツ光クロスで気になる以下の3つについて詳しく紹介します。

●フレッツ光クロスとは?
●フレッツ光クロスとネクストの違い
●フレッツ光クロスの注意点

フレッツ光クロスとは?

フレッツ光クロスは、NTT東西が2020年4月から提供している、最大速度10Gbpsの高速通信サービスです。

一般的な光回線の10倍とあって速度には期待できますが、まだエリアが狭いため、契約できる方が少ないのが現状です。

エリア

2020年5月現在、フレッツ光クロスの提供エリアは「東京都の一部」と「大阪市・名古屋市」の戸建てタイプのみです。
東京都で利用できるエリア
東京都 大田区・世田谷区・杉並区・練馬区・板橋区・足立区・葛飾区・江戸川区・目黒区・中野区・品川区・狛江市・調布市・三鷹市の一部
東京都と大阪市ではすでに提供開始されていますが、名古屋市は2020年5月11日に受付開始、6月1日にサービスが提供される予定となっています。

※エリアについては随時更新していきます。

フレッツ光クロスと通常プランの違いは?

フレッツ光で一般的1Gbpsのプラン「フレッツ光ネクスト」と、「フレッツ光クロス」の以下3つの違いについて詳しく説明します。

●月額料金
●最大速度
●プロバイダ

月額料金

フレッツ光の月額料金は、東日本エリア・西日本エリアで変わるのでエリア別で紹介します。

東日本エリア

フレッツ光クロスの月額料金は6,300円なので、フレッツ光ネクストよりも約1,000円高くなります。

 クロス(10G)ネクスト(1G)
基本料金5,100円4,700円
プロバイダ
(最安で計算)
1,200円
(AsahiNet)
500円
(BB.excite)
月額料金6,300円5,200円
※ネクストは2ねん割適用時の月額料金

基本料金自体は、割引によって30ヶ月間は5,100円で利用できるのでそこまで変わりませんが、フレッツ光クロスだとプロバイダ利用料が若干高いため、総額が高くなります。

ただ、フレッツ光クロスと同時に提供開始された「ドコモ光10G」や「ソフトバンク光10G」も月額料金は6,300円なので、同じNTT回線を使用する10Gサービスの中では妥当な料金設定となっています。

西日本エリア

フレッツ光クロスの月額料金は約7,000円なので、通常プランよりも約1,500円以上高くなります。
 クロス(10G)ネクスト(1G)
基本料金5,720円4,730円
プロバイダ
(最安で計算)
1,200円
(AsahiNet)
500円
(BB.excite)
月額料金6,920円5,230円
基本料金自体も約1,000円高く、プロバイダ利用料も高くなっているため、総額も比較的高くなります。

また、以前から関西エリアを中心に10Gサービスを提供している「NURO光」は約4,000円で利用できるので、フレッツ光クロスは10Gbpsサービスの中でも比較的高いサービスとなっています。

最大速度

フレッツ光クロスとネクストの1番の違いは「最大速度」です。フレッツ光クロスは最大10Gbpsなので単純に通信速度が10倍になります。
 クロス(10G)ネクスト(1G)
有線接続時最大10Gbps
(上り/下り)
最大1Gbps
(上り/下り)
Wi-Fi接続時最大9.6Gbps
(Wi-Fi6)
最大1Gbps
(Wi-Fi5)
実際の速度は、Wi-Fiルーターのスペックや通信機器によって大きく変わりますが、Wi-Fi接続時の通信規格が「Wi-Fi6」という最新バージョンになるので速くなる可能性が高いです。

口コミを見ると「フレッツ光クロスにしたら速くなった」という声が多いです。参考までに口コミをいくつか紹介します。

プロバイダ

フレッツ光はプロバイダ契約が別途必要な光回線です。

通常プランの場合は数百社から選べますが、フレッツ光クロスで選べるプロバイダは以下の3社です。
フレッツ光クロス対応のプロバイダ
BB.excite・AsahiNet・ぷらら
フレッツ光のプロバイダとして実績のある3社なので、速度面・サービス面はどれも問題ありませんが、プロバイダ利用料は大きく変わります。

フレッツ光クロスを契約するなら、プロバイダ料金が比較的安い「AsahiNet」を選びましょう。
プロバイダクロス(10G)
BB.excite2,200円
ぷらら1,320円
AsahiNet1,200円
通常プランからフレッツ光クロスへコース変更する場合で、上記以外のプロバイダを利用している方は、コース変更後に上記のプロバイダへ申し込みましょう。

フレッツ光クロスの注意点

フレッツ光クロスをこれから契約する方は以下の2点に気を付けて下さい。

●10G対応の機器が必要
●光電話が利用できない

10G対応の機器が必要

フレッツ光クロスを最大限利用するには10G対応の機器が必要になります。

●10G対応のWi-Fiルーター
●10G対応のスマホやPC
●10Gネットワークアダプタ
●10G対応のLANケーブル

10G対応のWi-Fiルーター

フレッツ光クロスで10Gbpsを利用するには、10G対応のWi-Fiルーターが必要です。

10G対応のWi-Fiルーターは、家電量販店などで買うと5万円くらいするので、フレッツ光クロスを契約する方は、NTT東西で貸し出している月額500円のルーターをレンタルしましょう。

10G対応のスマホやPC

フレッツ光クロスで10Gを利用するには、10G対応(Wi-Fi6対応)のスマホやPCが必要になります。

10Gに対応していないスマホやPCでも、今まで通りWi-Fiは利用できますが、最大10Gの速度を体感することはできません。

2020年5月現在で10G対応のスマホではごく一部となっています。自分の利用している機器も考慮し、必要性を考えて契約しましょう。

10G対応のスマホ
●Samsung Galaxy以降のモデル
●iPhone 11以降のモデル

10Gネットワークアダプタ

10Gネットワークアダプタとは、以下のようなデスクトップに付属しているLANケーブルを指す穴のことです。

10Gネットワークアダプタ※引用元Amazon

デスクトップを有線接続で利用している方は、このネットワークアダプタを10G対応のものに買い替える必要があります。

ただ、10Gネットワークアダプタは家電量販店やAmazonなどでも1~3万円と高額かつ、自分で取りつけなければならないので、10Gが絶対でなければ無理にフレッツ光クロスを契約する必要はないでしょう。

10G対応のLANケーブル

有線でパソコンを利用している方は、Wi-Fiルーターとパソコンを繋ぐLANケーブルも、10G対応のものに買い替える必要があります。

LANケーブルには小さな字で「CAT●●」というカテゴリが記載されています。カテゴリがCAT5未満の場合は、以下のLANケーブルに買い替えましょう。一般家庭用であれば千円程度で購入できます。

10G対応のLANケーブル
CAT6e・CAT6a・CAT7 以降

光電話が利用できない

フレッツ光クロスでは光電話が利用できません。

現在、フレッツ光ネクストや他の光回線で光電話を利用している方は、「NTT加入電話」というNTTが提供する電話線の固定電話に戻す必要があります。

NTT加入電話に戻すには?

NTT加入電話に戻すには「アナログ戻し」という手続きが必要になります。

今の光回線を解約またはコース変更前に、NTT東西へ連絡してアナログ戻しの手続きと工事をしてもらいましょう。

アナログ戻しには2,000円~10,000円かかります。
●NTT東日本:0120-116-000
●NTT西日本:0800-2000116

フレッツ光クロスの申し込み方法

フレッツ光クロスの申し込みの流れは以下の通りです。だいたい申し込みから3週間くらいで開通します。
フレッツ光クロスの申し込みの流れ
・フレッツ光に申し込む
・プロバイダに申し込む
・工事が行われる
フレッツ光クロスの申し込み方法を紹介します。

エリア確認

フレッツ光クロス対応エリアであるかを確認をしましょう。

エリア確認ページ(東日本エリア西日本エリア)にて住所を入力後、以下左の画像のように「フレッツ光クロスのお申し込み」が表示されればフレッツ光クロスが契約できます。

※引用元NTT東日本

フレッツ光に申し込む

エリア内だった方は申し込みに進みましょう。お客様情報と折り返し電話の希望日時を入力してください。

フレッツ光申し込みページ※引用元NTT東日本

折り返し電話で申込む

希望した日時に折り返し電話がかかってくるので、電話で申し込み手続きをしましょう。

フレッツ光クロスは電話でしか契約できないので、折り返し電話に出られなかった場合は以下窓口へ連絡して申し込み手続きをしてください。
フレッツ光の総合窓口
電話番号:0120-116116
受付時間:9時~17時
Wi-Fiルーターのレンタルも忘れずに
フレッツ光クロスを利用するには10Gbps対応のWi-Fiルーターが必要です。折り返し電話の際にWi-Fiルーターのレンタルも忘れずに申し出ましょう。

プロバイダに申し込む

フレッツ光クロスの契約が完了し、NTT東西から契約書類が届いたら、プロバイダを契約しましょう。
プロバイダ窓口受付時間
BB.excite0120-618-405
WEB窓口
10:00~18:00
ぷらら009-192-15010:00~19:00
AsahiNetWEB窓口-
プロバイダを申し込む際は、フレッツ光クロス契約後に届く「フレッツサービスお申込み内容のご案内」に記載されたお客さまIDが必要になります。

お客さまID
●CAF+半角数字10桁
●COP+8桁の番号

工事が行われる

申し込みからだいたい3週間後に1時間程度の開通工事が行われます。本人または家族などの立ち合いが必要です。

工事日程は、フレッツ光クロス契約後に届く「フレッツサービスお申込み内容のご案内」に記載されているので必ず確認しておきましょう。

東日本エリアの方は、工事訪問時間の目安がこちらから確認いただけます。

フレッツ光クロスのよくある疑問

フレッツ光ネクストからクロスへ変更できる?

フレッツ光の通常プラン「フレッツ光ネクスト」からフレッツ光クロスへ変更する場合はコース変更手続きとなります。

解約金はかかりませんが、工事必須なので工事費はかかります。

コース変更方法

コース変更はWEBでできます。以下の窓口から手続きをしましょう。

東日本エリアの方はこちら
西日本エリアの方はこちら

フレッツ光クロス非対応のプロバイダを利用している方は、フレッツ光クロス契約後に、今利用しているプロバイダの解約と、新しいプロバイダの申し込みが必要です。

工事費がかかる

フレッツ光ネクストからフレッツ光クロスへのコース変更の際は、工事が必要になります。

フレッツ光クロスの工事費はエリアによって変わります。

フレッツ光クロスへコース変更工事費
●西日本:7,600円
●東日本:18,000円

※フレッツ光ネクストの工事費残債がある場合、工事費の分割は2重となります。

まとめ

フレッツ光クロスについて、最後までご覧いただきありがとうございます。

フレッツ光クロスは、最大10Gbpsで通信速度が10倍になり、利用者の評判も良いプランです。

ただ、10G対応の機器が高額だったり、光電話が使えないなどの注意点もあるので、日常生活で使うくらいなら、フレッツ光ネクストなど1Gbpsの光回線で十分でしょう。

これから光回線を契約しようと考えている方は、『5つの比較ポイントで選ぶおすすめ光回線』をご覧ください。
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