ドコモ光の事業者変更とは?乗り換え手順や費用、注意点も徹底解説!

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「ドコモ光は事業者変更で乗り換えができる?」「ドコモ光の事業者変更にはどんな注意点がある?」といったことが気になっていませんか。
ドコモ光は事業者変更で手続きすることで、開通工事が不要になるため、手軽に乗り換えができるようになります。
この記事では事業者変更を利用してドコモ光へ乗り換えをするための条件や手順、費用と注意点などを解説していきます。

この記事でわかること

  • ドコモ光の事業者変更とは?
  • ドコモ光へ事業者変更する手順は?
  • ドコモ光で事業者変更する際の注意点は?
  • 事業者変更承諾番号の取得方法は?
  • ドコモ光で事業者変更すると開通日はいつになる?
最後まで読むことで、ドコモ光への事業者変更を一番スムーズにすることができます。ぜひ参考にしてくださいね。
ドコモ光の評判やサービス内容については、『ドコモ光の評判』の記事を参考にしてくださいね。
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目次

ドコモ光の事業者変更とは?

事業者変更とは、事業者変更は光コラボ同士の乗り換えであれば、工事をしなくても簡単に光回線の乗り換えができる方法です。

工事不要で乗り換えができる

事業者変更が始まる前までは、光回線の乗り換えをする度に開通工事をする必要がありました。
工事の立ち合いや高額な工事費が発生するため、光回線の乗り換えは大変なものでしたが、事業者変更によってハードルが低くなりました。
特にドコモのスマホを利用していて、ソフトバンク光やSo-net光といった回線を契約している人は、スマホのセット割ができるドコモ光への事業者変更を利用して乗り換えがおすすめです。
ドコモスマホとドコモ光のセット割によって、自分や家族のスマホも一緒に最大1,100円の割引を受けることができます。
フレッツ光を契約している人は「転用」と呼ばれる方法になりますが、手順や工事が不要である点は事業者変更と同じです。

事業者変更の条件

事業者変更でドコモ光へ乗り換えをするためには、契約している光回線が「光コラボ」であることが条件です。

▼光コラボの例

  • ソフトバンク光
  • So-net光
  • OCN光
  • BIGLOBE光
  • nifty光
  • 楽天ひかり
上記のような光回線は全てフレッツ光と同じ回線を使ってサービスを提供しているので、事業者変更を利用することで工事をしなくても乗り換えができるようになっています。
利用中の光回線へ問い合わせをすれば光コラボであるかどうかを教えてくれるので、事業者変更をする前に確認しておきましょう。
反対に、光コラボではない光回線は事業者変更を利用することができません。

●事業者変更ができない光回線
auひかり / NURO光 など
●ケーブルテレビが提供している光回線
J:COM光 など
●電力会社が提供している光回線
eo光 / コミファ光 / BBIQ光 / ピカラ光 / メガ・エッグ 光ベーシック など

auひかりやNURO光、eo光といった回線は独自の回線でサービスを提供しているため、事業者変更をすることができません。
ドコモ光へ乗り換えをする時は工事が必要となりますので注意してください。

ドコモ光の事業者変更の手順

それでは実際に事業者変更を利用してドコモ光へ乗り換えをする方法を紹介していきます。
事業者変更は4つのステップに分かれていていて、最短8日でドコモ光へ乗り換えをすることが可能です。
STEP
ドコモ光へ申し込む
STEP
事業者変更承諾番号の取得
STEP
オプションの引継ぎ
STEP
切り替え
下記で詳しく解説していきます。

1.ドコモ光へ申し込む

まずはドコモ光の申し込みをしていきましょう。
申し込みの際は、以下の情報の入力が必要になるので、事前に用意しておいてください。

ドコモ光の申し込みに必要な情報

  • 氏名
  • 住所
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • スマホキャリア
  • 折り返し電話の日程
申し込み完了後、折り返し電話の指定日にオペレーターから、申し込み情報確認の連絡があります。
その際にドコモ光への切り替え日を指定することも可能。最短で8日後に設定できるので、都合に合わせて調整しましょう。
また通常、申し込みの前にそれぞれの利用中の窓口で「事業者変更承諾番号」を取得する必要がありますが、GMOとくとくBBからの申し込みであれば、後日の手続きでもOK。
オペレーターが、手続き方法を誘導してくれるので、簡単に取得することができますよ。
ドコモ光×GMOとくとくBBについて詳しくは、ドコモ光×GMOとくとくBBのキャンペーン記事をご覧ください。
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2.事業者変更承諾番号を取得する

ドコモ光申し込み後、オペレーターから申し込み情報の確認の連絡があります。
その際に、事業者変更承諾番号の取得方法を伝えられるので、以下の通りに対応しましょう。
▼事業者変更承諾番号の取得方法
1.契約中の光回線の事業者変更承諾番号取得窓口で手続きをする
2.2~3日でSMSやメールで事業者変更承諾番号が届く
承諾番号取得の際には、契約中の光回線の「お客様番号」「登録の電話番号」を用意しておくと、スムーズに手続きが完了しますよ。

事業者変更承諾番号とは?

事業者変更承諾番号とは、事業者変更をする時に必要になる10桁の番号です。SMSまたはメールで送られてくるので、間違えて消さないように注意しましょう。
画像参照:GMOとくとくBB公式サイト
事業者変更承諾番号は発行された日から15日以内という有効期限が決められています。
期限が切れた場合は再発行をしてもらうこともできますが、3,300円の発行手数料をもう一度支払うことになるので注意してください。

3.オプションの引継ぎ手続き

光電話やフレッツ光テレビなどのサービスをドコモ光でも継続して使う場合は引継ぎ手続きが必要です。
事業者変更承諾番号を取得したあとに下記へ連絡をして、「情報開示承諾手続き」を行います。

▼連絡先
【NTT東日本】東日本開示承諾受付センター
[電話] 0120-112335
【NTT西日本】光番号ご案内センター
[電話] 0800-200105

※住んでいる地域で連絡先がわかれているの注意してください。
契約中の回線からドコモ光へ、光電話の電話番号や契約者情報を渡す必要があるため、「情報開示承諾手続き」を済ませておかなければなりません。
特にひかり電話を利用している人はオプション引継ぎの手続きをしないと電話番号が引き継げないので忘れずに手続きをしましょう。

4.切り替え日

切り替え日の当日になると自動的にドコモ光に切り替えが行われます。
切り替え日の当日にやることは基本的には何もありませんが、プロバイダを変更した人やWi-Fiルーターを取り換える人は初期設定が必要となります。
また契約中の光回線で速度が速くなるIPv6を利用していた人は、ドコモ光でIPv6が使えるようになるまで1週間ほど時間がかかるので注意しましょう。
後日、契約先の光回線から申し込み書の控えが届きますので失くさないように保管してください。

ドコモ光の事業者変更で発生する費用

事業者変更をしてドコモ光へ乗り換えるための費用について紹介していきます。
事業者変更するときに必要な初期費用と、契約している回線の違約金が主な費用となっています。

初期費用

ドコモ光へ乗り換えをするときに発生するための初期費用は下記の2つで、合計で6,600円の費用が発生します。
▼ドコモ光×事業者変更で発生する初期費用
1.事業者変更承諾番号の発行費(3,300円)
2.ドコモ光の事務手数料(3,300円)

契約している回線の解約金

事業者変更をする際は契約している回線の解約金と工事費の残債が発生する場合があるので注意してください。
解約金と工事費の残債はドコモ光へ切り替えが終わったあとに、一括請求されます。
解約金や工事費の残債は契約している会員ページ、または電話にて確認することができますので、ドコモ光へ乗り換える前に把握しておくといいでしょう。
しかし、契約中の光回線の更新期間にドコモ光へ切り替えをした場合は解約金は発生しません。

ドコモ光に事業者変更するメリット

ドコモ光に事業者変更をするメリットには、さまざまなものがあります。
以下で、速度の改善やキャッシュバックによりお得な乗り換えなどについて解説していきますので、参考にしてみてくださいね。

速度が改善する場合がある

現在使っている光回線の通信速度に不満を感じている人は、ドコモ光に事業者変更することで速度が改善する可能性があります。
ドコモ光と他社光コラボレーションの回線はともにフレッツ光と同じのため、品質は変わりません。ですが、プロバイダによって通信速度や安定性は若干変わります。
ドコモ光で選べるプロバイダのなかでおすすめできるのは、GMOとくとくBBやBIGLOBE、@niftyなど。
とくにGMOとくとくBBはキャンペーンも充実しているので、ぜひ候補に入れたいプロバイダです。
ただし、必ずしも速度が改善されるわけではないことは覚えておきましょう。

キャッシュバック特典などを使えばお得に乗り換えられる

ドコモ光に事業者変更する場合は、プロバイダが開催しているキャンペーンを適用させれば、お得に乗り換えられる可能性があります。
例えばGMOとくとくBBのように高額なキャッシュバックキャンペーンを行っているプロバイダなら、簡単な手続きを踏むだけで数万円が手に入ります。
また現在利用している光回線の解約にあたって違約金が発生しても、その金額を補填してくれるキャンペーンを開催しているところも多いため、実質0円で乗り換えることも可能。
リスクなしで特典をもらえるキャンペーンであれば、単純に事業者変更するだけでお得になりますよ。

ドコモのスマホを使っている人は実質的な月額料金が安くなる可能性がある

ドコモ光と対象プランに入ったドコモのスマホをセットで契約していると、ドコモ光セット割が適用されます。
割引額は最大で1,100円で、プランは「5Gギガホ プレミア」「ギガホ プレミ」ア「eximo」「irumo」などが対象です。
スマホの月額料金が1,100円割引されるということは、実質的にドコモ光が1,100円割り引かれていると捉えることも可能です。
ドコモ光の1ギガはマンション4,400円・戸建て5,720円(いずれもタイプA・C)で、割引を加味するとマンション3,300円・戸建て4,620円になります。
この料金は光回線でも最安水準なので、ドコモのスマホユーザーでほかの光回線に入っている人は、事業者変更をすると月額料金が抑えられるでしょう。

ドコモ光で事業者変更する時の注意点

ここでは、ドコモ光に事業者変更をする注意点を紹介していきます。
事前に知っておくことで、デメリットや乗り換えにおける失敗を防ぐことができるため、ぜひチェックしてみてください。

ドコモ光10Gプランに事業者変更はできない

ドコモ光では最大速度10G(通常1G)の速度でネットが使えるサービスがあります。
ただし、工事不要の事業者変更ができるのは最大速度1Gの通常プランだけで、10Gプランへ乗り換えをするときは工事が必要となるので注意してください。

解約する月の月額料金は日割りにならない

事業者変更では契約している回線の利用料金は日割りになることはなく、1か月の料金が請求されます。
分かりやすい例として、私のソフトバンク光の請求書をご覧ください。
9月1日にソフトバンク光からドコモ光へ事業者変更を切り替え、利用した日数は1日ですが、契約は月末まで有効なので1ヵ月分の月額料金が請求されてます。
事業者変更時の月額料金
月始めを指定したのは心機一転のためでしたが、結果的に使っていない分の料金も支払うことになってしまいました。
切り替え日は月末に設定しておくと、契約中の回線の利用料金も無駄にならなくて済みます。

セット割の適用を確認する

ドコモ光のスマホのセット割は事業者変更が完了した月の翌月から割引が始まります。
特に手続きは必要なく自動的に割引が適用されるので、My docomoなどで確認してみてください。
ドコモスマホをこれから契約する場合は「ファミリー割引」という、スマホの割引サービスに加入する必要があります。
「ファミリー割引」はドコモショップや電話にて加入することができますので、手続きをしておきましょう。

契約更新月以外の解約は違約金がかかる可能性がある

2年などの定期契約で光回線を利用している場合、契約更新月以外の解約は数千円程度の解約金がかかる可能性があります。
一般的に、契約更新月は契約満了月・翌月・翌々月の3カ月間が多く、この期間内であれば解約金は不要です。
例えば、2年契約で2024年4月に利用を開始した場合は、2026年の4・5・6月なら解約金は発生しません。
それほど大きい金額ではありませんし、キャンペーンで補填されるケースも多いですが、気になる人は契約更新月はいつなのかを確認しておきましょう。

プロバイダメールやオプションサービスが使えなくなる可能性がある

事業者変更をすると、それまで使っていたメールアドレスやオプションサービスが使えなくなるため注意しましょう。基本的に、アドレスやオプションは引き継ぐことができません。
例えばプロバイダメールを使っているなら、Gmailなどに移管するなど、事業者変更をしても問題ないよう対処しておきましょう。

ドコモ光に事業者変更した方が良い人、しない方が良い人の特徴は?

ここからは、ドコモ光に事業者変更したほうがよい人と、しないほうがよい人の共通点を解説します。
事業者変更で得する場合もあれば、損をしてしまうケースもあるため、自分がどちらに当てはまるのかをしっかり確認しておきましょう。

ドコモのスマホユーザーや月額料金が安くなる人はおすすめ

ドコモのスマホユーザーでドコモ光セット割が適用される人であれば、ドコモ光への事業者変更はかなりおすすめできます。
スマホ代が毎月割り引かれるため、実質的にドコモ光が割引をされているようなイメージで利用できるでしょう。
このスマホ割引は家族がドコモユーザーの場合、家族にも適用されますので、自分以外にもドコモユーザーがいる場合はさらにお得です。
ドコモのスマホセット割が利用できる光回線は、実はドコモ光だけです。
そのため、ドコモユーザーであれば、おすすめはドコモ光一択といっても過言ではないでしょう。
また単純に、ドコモ光に乗り換えることで今の光回線よりも月額料金が安くなる人も、事業者変更をおすすめできる対象になります。
加えて、高額なキャッシュバックなどのキャンペーンが適用される場合も、事業者変更をするとお得なケースが多々ありますよ。

今より料金が高くなる人や別のキャリアのスマホ割を使っている人は要注意

まず大前提として、現在使っている光回線よりも月額料金が高くなる人の事業者変更はおすすめできません。
また、例え月額料金が安くなったとしても、現在契約中の光回線で他キャリア・回線でのスマホ割が適用されている場合は要注意です。
見かけ上は安く見えても、スマホ割が適用外になるとトータルの通信費で損をしてしまうケースがあるからです。

ドコモ光の事業者変更に関する良くある質問

ここからは、ドコモ光の事業者変更に関するよくある質問に答えていきます。
事業者変更をスムーズに済ませるためにも、しっかりとチェックしてみてください。

ドコモ光の事業者変更の条件は?

事業者変更の条件は、現在契約している光回線が、光コラボであることが必須です。
自分の回線が光コラボかどうかわからない場合は、契約先に問い合わせてみましょう。
ちなみに、auひかりやNURO光、eo光などの独自回線を使っている光回線からは、事業者変更はできません。

事業者変更承諾番号の取得方法は?

事業者変更承諾番号の取得方法は、契約中の光回線の事業者変更承諾番号取得窓口で手続きをしましょう。
なお、事業者変更承諾番号は発行された日から15日以内の有効期限があるため、申し込みのタイミングをあわせて取得すると失敗がありません。

ドコモ光は工事費がかかる?初期費用はどのくらい?

ドコモ光へ事業者変更をする場合は、工事費用はかかりません。
一方、初期費用は事業者変更承諾番号の発行費(3,300円)とドコモ光の事務手数料(3,300円)で、合計6,600円の費用が発生します。

ドコモ光への事業者変更のメリットは?

ドコモ光へ事業者変更をするメリットは、通信速度が改善する場合があることや、キャッシュバック特典でお得に乗り換えられる可能性があること、ドコモスマホを使っている人は月額料金が安くなるなどが挙げられます。
メリットを享受できればお得に使える光回線ですので、上記にあてはまりそうな人は、事業者変更を検討してみるとよいでしょう。

事業者変更に関してはどんな点に注意すればいい?

事業者変更にあたっては、10Gプランへの切り替え不可・切り替えタイミング・セット割の適用・契約更新月以外での解約・現在使っているサービスが使えなくなるなどの注意点があります。
ただし、上記はいずれも対処可能な注意点ですので、気になる人は「ドコモ光で事業者変更する時の注意点」を参照してみてください。

ドコモ光から他社へ事業者変更したいときは?

ドコモ光から他社回線へ事業者変更をする場合はドコモショップか、下記の窓口へ問い合わせをして、事業者変更承諾番号を受け取りましょう。

ドコモ光サービスセンター
ドコモの携帯電話からの場合
⇒15715(無料)
一般電話などからの場合
⇒0120-766-156(無料)
受付時間
⇒午前10時~午後8時(年中無休)

また更新月以外の事業者変更は、解約金が最大5,500円発生することもあるので注意してください。

まとめ

事業者変更によって工事をすることなくドコモ光へ乗り換えをすることができるようになりました。
ドコモスマホを利用している人は、この機会にセット割ができるドコモ光へ乗り換えを検討してみてください。
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